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小説アンケートの結果〜
オフでもそうですが、ダントツでドロドロ2が人気でした。
やっぱ皆さん、ドロドロが好きなんですねぇ。
で、ここ書いた後に色々と結末までのストーリーも浮かんできたんですよ。
というわけでこれ決定で(b´∀`)
ご協力ありがとうございましたm(_ _)m
で、序盤だけでもとりあえず書いてみました。
以下、その内容。
目を覚ますと、ベットの上で自分は横になっていた。
ふと横を向くと、僕のベットにもたれて女性が眠っていた。自分とその女性以外、この部屋には誰にもいなかった。
花瓶には向日葵が生けてあり、夏の眩しい太陽の光が風になびくカーテンの下から射していた。開け放った窓からは風と一緒に塩の香りがしてくる。少し体を起こして窓から外を見ると、遠くに青い海が見えた。
体を起こした反動で、眠っていた彼女も目を覚ましたようだった。
「……ご、ごめんなさい、眠ってしまって。あの、気分はいかがですか?」
気分? そう聞かれたが、特に問題はないようだ。ただ、少し頭痛はする。
それより、聞きたいことがあった。──ここは一体、どこなのだろう。
「ここは病院ですよ。……もしかして、運ばれたこと覚えていませんか?」
病院? 何故、自分は病院なんかにいるのだろう。運ばれた?
この状況をどう説明するか彼女も慌てたようたが、簡単に説明してくれた。
「歩道橋の階段から落ちたのを私が見ていて、それで救急車を呼んだんです」
階段から落ちた? どうして? どこの階段で?
「……覚えていらっしゃらないのですか? 私のことも」
君? 君は一体誰だい? それに、
「自分は一体、誰なんだ?」
自分のことや他人のことが一切思い出せななかった。医者からは頭を強く打ったのが原因で起きた記憶障害と診断された。
おまけに携帯も身分証明書も、記憶を失くす前の自分は持ち歩いていなかったらしく、自分が誰だか分かる手がかりさえもなかった。
頭痛には悩まされたが、頭の外傷が大したことなかったことや、忘れているのはあくまで自分の周りのことで、服の脱ぎ方や箸の持ち方とかは覚えているだけでもせめてもの救いのようだ。記憶喪失になる人はそういった基本動作さえ忘れる人が多く、そんな中でとりあえず自分は誰かに服を脱がされなければいけないという状況を避けれたようである。
「今日も来てくれたのかい? 本当、悪いね」
「いいえ、全然大丈夫ですよ。今日はお花も持ってきました」
彼女の名前は本田葵(ほんだ あおい)さんで、病院近くの大学に通う学生だそうだ。
事故の唯一の目撃者である彼女は夕方近くに度々、病室を尋ねてくれた。
あの日飾られていた向日葵も『病室は、花がないと殺風景ですから』と、よく言う彼女が生けてくれたものだったようだ。
本来は赤の他人である彼女に救急車を通報してもらえただけでも感謝すべきことだが、『大学は授業も少ないですから時間もありますし、気にしないで下さい』という彼女の言葉につい甘え、入院の手続きなどの身の回りのことを彼女にしてもらっていた。
本来、そういった雑務をする付き添い人は家族のようなもっと親しい間柄に頼むべきものだが、今の自分にとって頼れる相手は本田さんしかおらず、彼女の存在には本当に救われたと思う。感謝してもしきれないぐらいだ。
本当はもうちょっと書きましたがとりあえず1ページ目のみ公開。
これはまだ本当に仮の仮なんで書き直す可能性は充分ありますが、まぁ今のところこんな感じ。
8ページ内に収めなきゃいけないので多分かなり1ページ目の部分はカットすると思います;
こっからどう話進めるかが問題です。
ていうか2つのプロットを1つにまとめる(元々別の話として構築していた話も混ぜるのです)のに、まだちゃんと正式なプロットは書いてません。
男の本名も未定だし?本田?なんて、執筆中に名前悩んでたら丁度パソコンの横に?本多孝好?さんの本が置いてあったから本田だし(笑)
葵は最初から絶対付けるって決めてたんですがね。
ともあれ、文化祭号をご期待!
ちなみに校正〆切は7/4だそうです……orz
やっぱ皆さん、ドロドロが好きなんですねぇ。
で、ここ書いた後に色々と結末までのストーリーも浮かんできたんですよ。
というわけでこれ決定で(b´∀`)
ご協力ありがとうございましたm(_ _)m
で、序盤だけでもとりあえず書いてみました。
以下、その内容。
目を覚ますと、ベットの上で自分は横になっていた。
ふと横を向くと、僕のベットにもたれて女性が眠っていた。自分とその女性以外、この部屋には誰にもいなかった。
花瓶には向日葵が生けてあり、夏の眩しい太陽の光が風になびくカーテンの下から射していた。開け放った窓からは風と一緒に塩の香りがしてくる。少し体を起こして窓から外を見ると、遠くに青い海が見えた。
体を起こした反動で、眠っていた彼女も目を覚ましたようだった。
「……ご、ごめんなさい、眠ってしまって。あの、気分はいかがですか?」
気分? そう聞かれたが、特に問題はないようだ。ただ、少し頭痛はする。
それより、聞きたいことがあった。──ここは一体、どこなのだろう。
「ここは病院ですよ。……もしかして、運ばれたこと覚えていませんか?」
病院? 何故、自分は病院なんかにいるのだろう。運ばれた?
この状況をどう説明するか彼女も慌てたようたが、簡単に説明してくれた。
「歩道橋の階段から落ちたのを私が見ていて、それで救急車を呼んだんです」
階段から落ちた? どうして? どこの階段で?
「……覚えていらっしゃらないのですか? 私のことも」
君? 君は一体誰だい? それに、
「自分は一体、誰なんだ?」
自分のことや他人のことが一切思い出せななかった。医者からは頭を強く打ったのが原因で起きた記憶障害と診断された。
おまけに携帯も身分証明書も、記憶を失くす前の自分は持ち歩いていなかったらしく、自分が誰だか分かる手がかりさえもなかった。
頭痛には悩まされたが、頭の外傷が大したことなかったことや、忘れているのはあくまで自分の周りのことで、服の脱ぎ方や箸の持ち方とかは覚えているだけでもせめてもの救いのようだ。記憶喪失になる人はそういった基本動作さえ忘れる人が多く、そんな中でとりあえず自分は誰かに服を脱がされなければいけないという状況を避けれたようである。
「今日も来てくれたのかい? 本当、悪いね」
「いいえ、全然大丈夫ですよ。今日はお花も持ってきました」
彼女の名前は本田葵(ほんだ あおい)さんで、病院近くの大学に通う学生だそうだ。
事故の唯一の目撃者である彼女は夕方近くに度々、病室を尋ねてくれた。
あの日飾られていた向日葵も『病室は、花がないと殺風景ですから』と、よく言う彼女が生けてくれたものだったようだ。
本来は赤の他人である彼女に救急車を通報してもらえただけでも感謝すべきことだが、『大学は授業も少ないですから時間もありますし、気にしないで下さい』という彼女の言葉につい甘え、入院の手続きなどの身の回りのことを彼女にしてもらっていた。
本来、そういった雑務をする付き添い人は家族のようなもっと親しい間柄に頼むべきものだが、今の自分にとって頼れる相手は本田さんしかおらず、彼女の存在には本当に救われたと思う。感謝してもしきれないぐらいだ。
本当はもうちょっと書きましたがとりあえず1ページ目のみ公開。
これはまだ本当に仮の仮なんで書き直す可能性は充分ありますが、まぁ今のところこんな感じ。
8ページ内に収めなきゃいけないので多分かなり1ページ目の部分はカットすると思います;
こっからどう話進めるかが問題です。
ていうか2つのプロットを1つにまとめる(元々別の話として構築していた話も混ぜるのです)のに、まだちゃんと正式なプロットは書いてません。
男の本名も未定だし?本田?なんて、執筆中に名前悩んでたら丁度パソコンの横に?本多孝好?さんの本が置いてあったから本田だし(笑)
葵は最初から絶対付けるって決めてたんですがね。
ともあれ、文化祭号をご期待!
ちなみに校正〆切は7/4だそうです……orz
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