最後のメール

さっき、先生に送ったメール

演劇部と文芸部の写真を先生から送るように頼まれてて、
それを送るのを最後のメールにしようと思った。
もちろん事務的な連絡はあるとしても、当分の間しないように。
だから普段は３行程度しか書かないのに、頑張って書いた。
書き終わった時、涙が止まらなくて送信ボタンを押すのに時間がかかった。
こんなこと書いていいのかな、って。
でも、返信が来ないような文面にしたしもうしばらく会わないから先生の反応を見なくて済むし、
最後にしなきゃ、って言い聞かせて送信ボタンを押した。

『写真を添付します。大きいファイルですがウイルスではないです；
どちらも○○（※友達）が撮った物ですが○○がファイル添付が出来ないので代理で送ります。

それと寄せ書きのスペースが足りなくて書けなかったことですが、前に先生から「教師になれない」と言われた理由を最近、ようやく理解しました。自分に人格障害の疑いがあり、周りが見れないのもその症例の一つでした。
でも、それでも教師になりたいです。なので今は、先生のような周りに気配りが出来る人間になれるように頑張りたいです。

新しい学校でも、先生は生徒の為に遅くまでお仕事をするのでしょうが、どうかお体も大事になさって下さい。　
学校に来校した際は、是非声をかけて下さい。
ついでに勉強も教えてもらえると嬉しいです。
また演劇や文芸の方で何かありましたら連絡下さい。
では失礼します。』



?先生のような?なんて、口に出して言えるわけないし、たとえメールでも本人に伝えるのはそれ相当の勇気が必要だった。
だけど、それは本当のことだし最後だからちゃんと言いたかった。

普通の生徒が送るような文面じゃないかもしれないけど、先生だって私に対して普通の生徒に言うこと以上のことを言ってきた（たとえばこの時とか。この記事書いた翌日、学校で先生に怒られた；）から、最後にちゃんと言いたかった。


書いて少し、スッキリしたかな。
ずっと言おうと思ってたことだったから。
本当は卒業式で言いたかったけど、仕方ない。

先生を忘れるとかはまだ出来ないけど、
口を開けば「行かないで」と言いたくなるけど、
もう行ってしまったのだから、いつかは良い思い出になるのかな。