本当の想い

初めてその姿を見た時、
目が離せなかった
一目惚れだった

でも、ずっと
この気持ちは抑えようとしてた
理由をつけて、心の底に閉じ込めてた
これだけは違う　って思い込もうとしてた

必死に
憧れだって、思い込もうとしてた。

高校入ってから付き合った３人のことはもちろん、好きだった。

だけど、常にその人と比べてしまう自分がいた。

元彼のこともケリをつけた今、
想える人はたった一人しかいなかった。

というより、
認めるのが怖かっただけで
ずっと、好きだったんだ

私は、大林先生が好き。

自分と一回り以上歳が違う
それは全然　は、嘘だとしても
気にならない

でも先生には、たった一人の大事な人がいる
何にも代えられない、守っていく人がいる

だから、迷惑だけはかけたくない
絶対に、重荷だけにはなりたくない
何もしないし、
何も言わない
これだけは、自分と約束する

私は、先生が自慢出来る生徒になりたい

「お前は教師にはなれない」
そうはっきりと私に言った先生に、
認められるようになりたい。

そして最後は
「よく頑張ったな」って、誉めてもらえれば
最高に、幸せ

最後に、ありがとう。
心遣い、すごい嬉しかった。
認めれるようになったのは、あなたのお陰だよ。
ありがとう。

叶わない恋は辛いよ？って言われたけど、
自分でも辛くなるのも分かってた。
だからこそ認められなかった。

でも好きなんだもん
それはもう、どうしようもないもん、ね。