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何が何でも卒業までにみーくんに直接謝りたい。

小学校卒業の時、高にはっきりと好きって言えなくてたくさん後悔した。

もう二度と会えないかもしれないのに、どうして言えなかったの?って。

確かに、高の時も“卒業そして転校”という現実を受け止めれなかったのもあるけど、言うのが怖かった。



でも、このまま何も喋らずに終わったらまた絶対後悔する。

3年前と何も進歩しないで終わる。





そして私は、好きなんて言う以前に謝らなくてはいけない。

穂積に浮気したこと。

何度も謝った。でも、それはメールやネットだけ。

確かに、浮気問題で何度もみーくんと2人で会って話したことはあるけど、その時の私は正直“浮気して当然”なんて思ってた。

だから、浮気したことで心から謝ったことはなかった。



でも、別れてもう話さなくなってから思った。

どんな理由があっても、初めて心を許した人に裏切られたらどんな気持ちになるのだろう、って。



あの人は人と深い付き合いをしない。

そんなあの人に深入りをすることを唯一許された私。

それは、きっと信じられてたから。

“絶対、真朝は裏切らない”って信じられてたから。



でも、それを裏切った私。

だから、あの人はもう誰にも心を許さないかも知れない。

私のせいで、深い傷を付けてしまった。



それに気付いた時には、私とあの人の関係はネト友。

何度もネットで謝った。

でも、あの人は許してくれなかった。

それはきっと、“文字だけでは分からない”と思ったのかも知れない。





丁度、林(3年間に出てくる真朝とみーくんの共通の友人)からある話を聞いた。

「水無月は、もう別にお前と話したくないっていう訳じゃないよ。」



林はホラ吹きだ。嘘の可能性が高い。

でも、林は言う。「最近、前みたいに水無月が大げさに避けるのも無くなってきただろう?」

確かに同じクラスになった4月と比べて、明らかにみーくんの態度は変わった。

前なんて、教室の通路に私がいるだけで一本大回りの道を通られた。すれ違う時に、廊下の端まで寄られた。

それが、最近では全くない。この間なんてクラスの配布物の中で私に提出する物があったが、それを手渡しでもらった。一昔なら、机の上にボンっと置かれたのに。



でもそれは嬉しいことかもしれないけど、同時に怖い。

今までの大げさな態度は私のことを“大嫌い”と思ってる証だった。

でも、今ではあの人にとって私は“赤の他人”かもしれない。



嫌いと他人なら嫌いがいい。

嫌い、ということは少しは相手のことを考えてるのだし、それだけに印象が強い。

でも、他人は他人。



それでも、今話さないと一生話せないと思う。

好き、それ以前に人間として話さなきゃいけないと思う。

聞いてくれなくても、避けられても、無視されても

「ごめんなさい」その一言で、始まるかも知れないし終わるかも知れない。
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