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自分でも分かっている。
孤独じゃないように見せかけているだけで、
今の私は、本当はとても、孤独だ。

たとえ彼を好きになったって、
実際の今の私の状況は何一つ変わらない。

たとえば今、私がいなくなったら
みんなきっと心配してはくれるだろうけど
決して、捜そうとはしないだろう。

いたって、いなくたって、実際は何も変わらない。
それが、今の私の価値

心配する言葉を吐いて貰えたって、
よくあるRPGみたいに、いなくなったヒロインを捜す勇者のような存在どころか、
帰って来るのを待てずに捜し回る家族でさえ、私にはいない。
だから、そんな自分が孤独だってことはよく分かってる

だけどいつまで、これを誤魔化せるかな

例えば、望んでいた未来が来なくても、
彼を好きだと認めるのだったら
叶わなくたって、私は待たなきゃいけない。

待つのは1年かもしれない
いや、4年、7年、下手すれば9年も先かもしれない
だけど、それだけ待ったって
手に入らない可能性が一番高いのだ。
本来だって、私は手に入らないことを願うべき立場のはずなのだから。

だから、怖いんだ。
望みが叶わなくて、
彼をずっと待っている間、
私を追いかけてくれる人がいないのが、とても怖いんだ。
世界中の時間じゃなくて良いから、
ある日突然私が消えたら、
時間が止まってしまう人が、この世に一人でもいいから欲しいんだ。

でも、彼を選ぶのだったら
当分、そんな存在はそばにいないことになる。

私は彼がいなくなったら捜すけれど
彼は悲しんでくれるだけなんだ。
悲しんで貰えるとさえ最近まで思ってなかったから、彼がそう思ってくれるのは嬉しいよ。
──だけど、そんな存在がそばにいて欲しいんだ

今いなくなったら
この世界に忘れられそうで怖い。
だから、いなくなれないのだ。
どんなに家に帰りたくなくたって、
そのドアを開けてしまうのだ。
じゃないと、私がいなくなってしまう。

それでも、いつか私がいなくなった時に、
捜してくれる人がいたら嬉しいな。
捜されてる人って、本当はすごい幸せ者だって思うんだ。
私がいなくなったって、
警察にかけこむ人も街中でビラを配る人もいないから。
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