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ふと、ずっと忘れていたことを思い出した。

よく俺のことをよく知ってる知人に、「人見知りが激しい」と言うと、「絶対嘘」って結構言われる。

でも実際、小学校低学年の頃からコンビニでコピー機の使い方も聞けなかったり、探してるものがあっても1時間くらい探してやっと店員さんに聞くくらい、知らない人とのコミュニケーションが苦手だったのは事実だ。

でも、それは年上相手の話であって、同年代の人との初対面もカチコチになってしまうのは、少し前からの話だ。
その理由はつい最近まで分からずにいた。

しかし、ふと思い出したことがある。
誰にも言ってなかった話で、自分自身の中でも封印していた。

僕は先輩後輩関係なしに仲が良い子が多かった。
それは、僕が誰とでも気兼ねなく話しかけていたからだと思う。
でも、それが今では出来なくなった。
そのエピソードだ。

小6の時、委員会か何かで、ある後輩の女の子と喋る機会があった。
その子は俺と初めて接する子で、俺はいつものように冗談──その子が誰に似てるとかであだ名を付けるとか、そんなたわいのない会話をしていた。
その子と仲良くやりたくて言ったつもりだった。
その子も笑っていた。

翌日、その子の担任から
「○○さんが昨日泣いていて、誰のせいかと聞いたらあなたから悪口を言われたからって言ったぞ」と聞かされた。

どうして、って思った。
仲良くなりたくて、他の子と同じようにあだ名を付けたのに。

でも、先生は私には何も聞かずに睨んだだけで、その場を去った。
その時のことを、私は?なかったこと?にした。

でもそれ以来、初対面の子と接するのを避けるようになったと思う。
「真夜は明るいし、もっと人と関わるようにした方が絶対良いのに」って感じに言われたことがあるけど、初対面からヘマをしたくないのだ。

初対面だけじゃない。
その経験から、僕は顔で笑ってても内心はその反対かもしれないと考えるようになった。

楽しく喋ってても『この子絶対私のこと嫌いだな』とか思うことも多いていうか、殆どの人に対してそう思ってる。

自分のことを本当に好きで仲良くしてくれてる人って、本当にごく僅かしかいないって。
少なからず、高校には3人くらいしかいないと思う。
あとは、部活で上手くやってくために俺と喋ってるとか、俺が話しかけてくるから話してるだけとか。
そんな感じに思われてると思う。後輩とか特に。

クラスの子も特にそうだ。
自分自身が深く関わろうと思ってないからだけど、
自分は置いてもらってる存在なんだな、って思う。
自分のグループの子が自分抜きでTDL行った時とか特にそう思った。
プライベートでまで仲良くしたくないけど、学校でならいいかなっていう存在。
それが自分。

明日体育祭の打ち上げがあるけど、
グループの中の子の一人に一緒に行く?って言ったら、
「私はいいけど、みんなで待ち合わせてプリクラ撮るから真夜も来なよ!」って言われて、打ち上げ自体に行く気が失せてしまった。

元々約束あるところに入り込むのも何だし、
高い金払って何しに行くつもりだったのだろう、って。

「六人で行こうよ!」と盛り上がって話もまとまったのに、七人目はいらない。


昔から困ったことに空気が読めないのだ。
吹奏楽のスプコンの帰りも、最後だしパートの中であまり関わってなかった子たちと遊ぼうと思って声かけて「いいよ」って言われたが、結局駅まで行ったのに遊ぶ話はお流れになってしまった。
その時は理由も分からずに帰ったけど、今考えれば簡単だ。
予定外の俺が居てしまったから。
関わってなかった子は関わってなかった同士で遊びに行きたかったのだ。
それで一回解散して、俺が帰った後に遊びに行くという訳。

逆に、本来俺と一緒にいた子は、別の場所で打ち上げをやっていた。
「真夜はどうしたの?」と聞かれて、「なんか知らないけどいない」って感じに答えたらしい。
俺の行くべき場所は、本当はそっちだったのだ。
現に、その子は今でも親友だ。

要は、僕は人の心が読めない。いつも推測だけだ。
読めないであるが故に、僕は関わりに対して過剰に反応する。
表面付き合いを鵜呑みにしていくのは楽だ。
でも、人には裏側もある。俺だってそうだ。
だから常に裏を考えなければいけない。でも何考えているかが分からない。
分かるのは数年経ってからだ。
下手したらずっと分からないかも知れない。

言葉をすべて信じること。
言葉をすべて疑うこと。
僕にはそのどちらかしか出来ないのだ。

信じると嘘に気付けない。
疑うと何が本当か分からない。

いつまで経っても僕は人が苦手だ。
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無題
無理に分かる必要はないと思うし、結局は完璧に理解するなんとことは無理なんだと思った
うまく繋がるように上辺だけ繕うことはこの先もたくさんあるし、そっちのほうが多いよ
GAME 2007/05/26(Sat)17:41:31 編集
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