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次の日またみーくんは早く帰ってしまい、林とこの日記を読んだ穂積がまたみーくんの家へ私を連れていくことになった。
“連れていく”って変かもしれないけど、私は帰り道に言えればいいと思ってただけでそれ以上のことは要求してなかった。というか、言えなかったらまた今度という気持ちだった。
だけど、それじゃダメだと2人に家まで連れてかれたのであった。
“連れていく”って変かもしれないけど、私は帰り道に言えればいいと思ってただけでそれ以上のことは要求してなかった。というか、言えなかったらまた今度という気持ちだった。
だけど、それじゃダメだと2人に家まで連れてかれたのであった。
私はみーくんの家の前で待つはずだった。
ところが、直前になって玄関まで連れてかれたのである。
それは本当に無理だった。なのに、男の力には勝てなかった。
林がチャイムを押す。すると、みーくんの母親の声が聞こえた。
それを聞いて逃げた。
でも、本当に怖かった。みーくんの親に見つかれば私はどんな目にあうだろう。想像出来なかった。付き合ってた頃からみーくんの親だけは苦手だった。
逃げて家から離れても過呼吸になった。治まるまで時間がかかった。
普通の人には分からないとは思うけど、みーくんのお母さんだけは私は本当に苦手だった。あのお母さんに対して未だに恐怖感がある。
別に、いじめられてた訳ではないけど、精神的に追いつめられたことがあるからだろうか。
そして匂い。
みーくんの家に近づくとみーくん特有の匂いがする。
みーくんの匂いは好きだけど、その匂いは私の理性とかすべてを持って行ってしまう。
みーくん母は風邪で寝ていると言った。
すでにみーくんは私たちの行為に気付いてるみたいだ。
結局、その日もまた無理だった。
帰り道、林が何も言わず混乱状態の私の鞄を持ってくれた。
穂積は何も言わずに優しくしてくれた。
それがすごく嬉しかった。
でも、眠れなかった。
前日もそうだけど3時近くまで眠れない。
そして今日。
私は作戦を変えることにした。
帰り道ではなく、休み時間に言おうと思った。
あの人は外で一人で過ごしてることが多い。
そう思いながら学校に着く。
すると、誰にも言ってないのに休み時間にやるということが友達に伝わっていた。
どうやら林もたまたま同じことを考えていて、さらにそれをクラス中に広めたのであった。
そして林は言う。
「水無月が謝りたいと思ってるなら近づくなだってー」
林に騙された。
いくら疑っても心のどこかで林の言うことを信じてた。
でも、そう言われても私はどこかで期待してた。
“ちゃんと、謝ってくれるのをあの人は待ってる”って。
休み時間。案の定あの人は一人だった。
私は友達に応援されつつ林にも穂積にも言わずたった一人でみーくんに近づくことにした。
柱の影にいるみーくんの元へ音も無く近づく。
でも、あの人の影が見えた時、つい音が出てしまった。
みーくんが今までじっとしていたのに警戒しているのが分かった。
あの人が影から出てきた。
誰もいないはずなのに私がいることにひどく驚いていた。
言うなら今しかないと思った。
「水無月くん、あの…」
そう言うと、水無月君は全速力で教室に走っていった。
仕方がない、そう思う自分がいた。
それぐらい、あの人を傷つけたのは分かっているのだし、こんなすぐに成功するとは思ってない。
でも、あの人にとって今までの行為はすべて迷惑だったら?
本当に、反省してる気持ちを表すには避けることしかないのだったら?
今までの私の想いがすべてうっとうしいで片づくものだったら?
正直、今の私には考えられない。
一回で成功しないから今後も頑張りたいと思ってるのも事実。
そして、もうやめた方がいいのではと思ってるのも事実。
そして今日のことを言うと、穂積は笑った。
あいつにとって、私は娯楽だ。
林も穂積も信じられない。
みーくんが何を考えてるかも全く分からない。
どうしていいかも分からない。
ところが、直前になって玄関まで連れてかれたのである。
それは本当に無理だった。なのに、男の力には勝てなかった。
林がチャイムを押す。すると、みーくんの母親の声が聞こえた。
それを聞いて逃げた。
でも、本当に怖かった。みーくんの親に見つかれば私はどんな目にあうだろう。想像出来なかった。付き合ってた頃からみーくんの親だけは苦手だった。
逃げて家から離れても過呼吸になった。治まるまで時間がかかった。
普通の人には分からないとは思うけど、みーくんのお母さんだけは私は本当に苦手だった。あのお母さんに対して未だに恐怖感がある。
別に、いじめられてた訳ではないけど、精神的に追いつめられたことがあるからだろうか。
そして匂い。
みーくんの家に近づくとみーくん特有の匂いがする。
みーくんの匂いは好きだけど、その匂いは私の理性とかすべてを持って行ってしまう。
みーくん母は風邪で寝ていると言った。
すでにみーくんは私たちの行為に気付いてるみたいだ。
結局、その日もまた無理だった。
帰り道、林が何も言わず混乱状態の私の鞄を持ってくれた。
穂積は何も言わずに優しくしてくれた。
それがすごく嬉しかった。
でも、眠れなかった。
前日もそうだけど3時近くまで眠れない。
そして今日。
私は作戦を変えることにした。
帰り道ではなく、休み時間に言おうと思った。
あの人は外で一人で過ごしてることが多い。
そう思いながら学校に着く。
すると、誰にも言ってないのに休み時間にやるということが友達に伝わっていた。
どうやら林もたまたま同じことを考えていて、さらにそれをクラス中に広めたのであった。
そして林は言う。
「水無月が謝りたいと思ってるなら近づくなだってー」
林に騙された。
いくら疑っても心のどこかで林の言うことを信じてた。
でも、そう言われても私はどこかで期待してた。
“ちゃんと、謝ってくれるのをあの人は待ってる”って。
休み時間。案の定あの人は一人だった。
私は友達に応援されつつ林にも穂積にも言わずたった一人でみーくんに近づくことにした。
柱の影にいるみーくんの元へ音も無く近づく。
でも、あの人の影が見えた時、つい音が出てしまった。
みーくんが今までじっとしていたのに警戒しているのが分かった。
あの人が影から出てきた。
誰もいないはずなのに私がいることにひどく驚いていた。
言うなら今しかないと思った。
「水無月くん、あの…」
そう言うと、水無月君は全速力で教室に走っていった。
仕方がない、そう思う自分がいた。
それぐらい、あの人を傷つけたのは分かっているのだし、こんなすぐに成功するとは思ってない。
でも、あの人にとって今までの行為はすべて迷惑だったら?
本当に、反省してる気持ちを表すには避けることしかないのだったら?
今までの私の想いがすべてうっとうしいで片づくものだったら?
正直、今の私には考えられない。
一回で成功しないから今後も頑張りたいと思ってるのも事実。
そして、もうやめた方がいいのではと思ってるのも事実。
そして今日のことを言うと、穂積は笑った。
あいつにとって、私は娯楽だ。
林も穂積も信じられない。
みーくんが何を考えてるかも全く分からない。
どうしていいかも分からない。
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