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送ったら途中までしか読めないというので、めんどくさいのでネットで。
コンビニの場面までの書き直しver.ですよ。
主に地の文の文体を柔らかくしたつもりなんだが……どこまで口調砕けばいいか分からないよー(泣)
校正の方、よろしく頼んだm(__)m



「よっしゃ、ついに一人暮らしの始まりだーー!!」

片付いた部屋に布団を敷くと、俺は仰向けになった。

「敷金も礼金も払ったし、家具も揃った! 今日からここは俺の城なんだ!」

梅雨も明け、春から始まった大学生活も多少は落ち着いてきたが、
今日から念願の一人暮らしが始まると考えると、どうしてもテンションが上がってしまう。

「これで、母さんや姉貴を気にせずに、好きな時に好きなだけエロ動画が見れるぞ~!」

布団に寝転がったまま、今までのひどく虚しく悲しい日々を思い返した。
──母さんや父さんが寝静まってからじゃないと何も出来なかったし、肝心な時に突然ドアが開いて焦ったことさえ何度もあった。
あともう少しで! ……って時に限って家族が現れる法則でもあるのだろうか。
それに、欲しい(エロ)DVDがあっても家族にバレるのが怖くて注文出来なかったから、 ネットのお試し動画でずっと我慢したりして……あぁ、思い出すだけで情けない。

「姉貴にドア開けられた時はビビったしな。隠すの大変だったし……姉貴はニヤニヤしてこっち見てくるからウザかったし……。
都内だから仕送りとバイト代足してもこんなボロアパートを借りるので精一杯だったけど……でも、これで心おきなく満喫出来る! 一人暮らし万歳!」

……おっと、いけない。一人暮らしをすると独り言が増えるとよく言うが、その通りなんだな。
しかも、誰かに聞かれてたら超恥ずかしいことを大声で。これから気を付けなきゃな。

そんな時、玄関のチャイムの音が聞こえた。
一体誰だろう?
片付けに手間取って、今はもう夜の十一時だ。これ以上荷物が届く予定はないはずだ。
それに引っ越したばかりで、ここの住所は実家と大学の友達とバイト先ぐらいにしかまだ教えてないのに。

「はーい、どちら様ですかー?」

一体誰なのか疑問に思いながらも、玄関のドアを開ける。
すると扉の前にいたのは、ヨレヨレのTシャツにジーパンを履いた若い女性だった。
手には皮製で小さめの黒いキャリーケースの取っ手を掴んでいる。
髪型はショートカットであり、顔は美人でもないパッとしない顔──どこをどう見渡しても、全く見覚えがないぞ……

「……あのー、どちら様ですか?」

俺が話しかけると、女は何も言わずにキャリーケースを持ち上げ、何にも言わずにずかずかと部屋に入ってきた。

「ちょっと、勝手に上がらないで下さいよ!」

俺がそう言うのをよそに、女は中に入ると部屋中を一通り見回していた。

「……ふーん。男の部屋にしてはきれいな方ね。一部屋しかないけど……まぁそこは問題ないか。 もうちょっと広ければ良かったんだけどねぇ」
「な、何なんですか、あなたは?!」

勝手に部屋に上がり込まれたらそう聞くのも当たり前だが、女はその質問には答えずにキャリーケースを部屋の隅に置くと、俺の方を見た。

「あたし、ここに住むから。よろしく」

突然言われた一言に、頭がパニックになった。
ここに住む? 誰が? 一体何故?
しかし考えても仕方ないことに気付き、慌てて反論した。

「おいっ、勝手なこと言うなよ! なんで俺が知らねぇ女と暮らさなきゃいけねぇんだよ!!」
「長谷川瑞穂(はせがわ みずほ)」
「…………はぁ?」

この状況で名前を名乗られるという不意打ちをされ、興奮していたはずなのに気が抜けてしまった。
常識的に考えて俺が反論したのも当たり前のはずなのだが、どうやらこの女にはその常識は通用しないらしい。

「これであたしたちは知り合いでしょ。何か文句ある?」

そう言われ、一瞬納得しそうになったが、俺はあることに気付いた。

「でも、俺の名前知らないじゃないか! 大体、名前知ったからって知り合いじゃねぇよ!」

あやうく騙されそうだった俺も俺だが、こんな女なんかと知り合いじゃない。
なのに女は、まるで小さな子供を見るような目で俺を見てきた。

「知ってるわよ、中井俊也(なかい しゅんや)クン。俊也って呼びにくいから"シュン"って呼ぶわね」

いつの間にか名前が知られてる上、さらに何か勝手にあだ名まで決められている状況に、俺は益々慌てた。
このままじゃあ、俺のせっかくの城が見ず知らずのこの女に乗っ取られてしまう!

「何がシュンだよ! 大体何で俺がお前と暮らさなきゃいけな──」

俺が反論しようとすると、女は言葉を遮ってきた。

「"お前"じゃないわよ、"瑞穂さん"って呼びなさい。あたし、これでもシュンの一つ上なんだから」

何でこいつ、俺の歳まで知ってるんだ? っていうか、俺の一体どこまでを知ってるんだ?!
頭の中で更に慌てていると、女はなだめるかのようにこう言い放った。

「まぁ良いじゃない、シュン。家賃と食費と光熱費は半分払うし。敷金や礼金とかは払わないけどね」

"半分"──その言葉に俺はつい、心をときめかされた。
こんな一部屋しかないボロアパートなのに都内だからって家賃は高めで、今のバイトの給料だと正直辛い。
仕送りもあるが、電気代とかを考えたらなかなか切羽詰まっている。

でも、だからって今日初めて知り合った女と一緒に暮らすなんて……大体、ワンルームなのに、寝る時どうしろって言うんだよ!
何よりエロ動画漬けの日々が!! でも家賃…………
心の中でそう葛藤していると、突然女が俺の顔を覗き込んできた。

「……うわっ、何ですか急に?!」
「いや、一緒に暮らすって言っただけでこんなにビビってるなんて、シュンは童貞なんだなぁと思って」
「ちょっ、おいっ!」

どうして童貞だってバレたんだ?!
大学に入ってから、周りの男共がとっくに童貞卒業してると知って、ただでさえ慌ててるのに!

「ははは、まぁそう慌てなくて良いよ、チェリーボーイ君」

まるで俺の心を読んだかのようなその言葉は、俺の心にグサっと来た。
今、一番気にしてる事なのに……。

「べ、別に、もう十八歳なんだからいつだって出来るし! 大体そんなこと、お前に関係ないだろ!」

俺がそう言うと、「お前じゃなくて、みーずーほーさんっ!」と、女は釘を刺してきた。
そんな、初対面で名前なんか呼べるかよ……

「これから暮らしていく相手なんだから、ちゃんと名前で呼べるようにしなさいよ、シュン。
それに、あたしがシュンの童貞卒業させたって良いし」
「はぁ?!」

これから暮らしていくといつの間にか決められてる上、突然そう言われた俺は益々慌てた。
そんな俺を気にせずに、まるで自分の物かのようにさっき敷いた布団を瑞穂さんはめくった。

「じゃっ、あたし長旅で疲れちゃったからもう寝る。おやすみー!」
「ちょっ、それ俺の布団なんですけど!!」
「良いじゃない、横で寝れば。ついでにヤっても良いよ。あたしは寝てるけどね」

そう言って瑞穂さんはアクビし、横になって目を閉じてしまった。

「……こんなのアリかよ…………」

もはや諦めるしかないことを知った俺は、仕方なく押入れにしまった予備の布団を運び出して、女とは離れた場所に敷いた。
……と言ったって、狭い部屋だから全然離れてないんだけど。

「『友達が来た時の為にもう一式持って行きなさい』って言って布団を持たせてくれた母さん、ありがとう……まさかこんな風に役立つとはな……」

今頃とっくに寝ている母さんに向かってそう言うと、とにかく目を閉じて寝ようとしたが、隣で寝ている存在が気になってもう一人の俺が言うことを聞いてくれない。
結局、殆ど寝れずにその夜を過ごした俺だった……。

翌日、明け方近くまで眠れなかった俺が起きたのは、昼も近い時間だった。
今日が休みだったから良いものを……これから慣れなきゃな、ってどうやったら慣れるんだよ?!
誰か教えて下さいよ、ホント……

寝起きの頭でそんなことを考えてると、先に起きていたらしい女が不思議そうに俺を見てきた。

「……あ、おはようございます……何ですか、そんな見て?」
「いや、何で襲って来なかったのかなぁと思って。てっきり我慢出来なくて夜中にでも来るかな、と思ってたから」
「……そんなに俺、信用出来ません? さすがに初対面の女性を襲えないですって」
「チェリーボーイなのに?」

そう言って笑ってたけど、俺は髪の毛をかきながらの女の方を見るしかなかった。

「いやぁ、いくら男だからってそこまでケモノじゃありませんって……」
「でも、ケダモノよ。男って、そういう生き物でしょ」

まるで決めつけるかのようにそう言った女は少し寂しそうな目をしているようにも思えたけど、その後のことを考えるとやっぱり気のせいだったのかもしれない。


「ほら、早くご飯作りなさいよ! あたし、シュンより一時間早く起きたのにずっと待ってたんだからね」
「だったら作っといて下さいよ!! それにそういうのは居候が作るべきでしょう!」
「あら、家賃の半分は払うんだから居候じゃなくてルームメイトよ? それとも何、女だからってあたしが作らなきゃいけない訳?
へぇ~、シュンの考え方って男尊女卑だったのね。そんな男、今時モテないわよ。大体ね──」

妄想が加速していく瑞穂さんを見て、そこまで言われるくらいなら作った方が楽だと思って立ち上がった。

「はいはい、分かりました。俺が作りますから、お……瑞穂さんは待ってて下さいよ」

また怒らせないよう瑞穂さんと言い直してから台所に向かうと、後ろから瑞穂さんが声をかけてきた。

「やったー、やっぱりシュンって良い奴だよね~! じゃ、あたしもう一度寝るから、出来たら起こしてよねー! じゃあおやすみー!」

なんて横暴な人なんだ……。
作るのは俺だとしても、せめて手伝ってくれたって良いのに……
俺だって、まだ実家を出て二日目なのに!
しかもなんか勝手に二人暮らしになっているし!
……結局俺、一人暮らしを一日も経験出来なかったんだな……はぁ。

世の中はなんて理不尽なんだろうと思いながら、俺はフライパンに油を引いていた。


「……なんか、おいしくもなく不味くもなくって感じ? あんたによく似てる漫画のキャラは料理が上手いのにねー」

俺の作ったチャーハンを一口食べた瑞穂さんは、そう言って俺を見た。

「……何の漫画か知りませんが、漫画と一緒にしないで下さい! それに、食べなくても良いんですよ? 大体、そんなこと言うなら瑞穂さんが作れば良いじゃないですか!」

そう言うと、瑞穂さんは「あたしー!?」と驚いた声を出した。

「あたし、自慢だけど料理出来ないよー!」
「そんなことを自慢しないで下さい!!」

そう突っ込むと、瑞穂さんはチャーハンを食べながら笑った。

「だってねぇ、調理実習の時に包丁持つと、みんなが『やめてー!!』って言って、持たせてくれないの。手伝おうとすると、『瑞穂はもういいから座ってて!』っていつも班の子に言われるし」
「…………一体どんな持ち方だったのか、逆に見てみたいですね……」
「えへへー」
「笑って誤魔化そうとしないで下さい!」

柄にもなくそうやって笑う瑞穂さんに、俺は更に突っ込んだ。

「でも本当、今日は夜中からバイトなんで、せめてバイトの日は瑞穂さんに作って欲しいんですけど……」
「別に良いけど、何が出来ても知らないよ?」
「夕飯の時に教えますから覚えて下さい! 瑞穂さんだって、ずっとここにいる訳じゃないんですし、一人でも暮らしていけるように少しは覚えましょうよ……?」

遠回しに長居はしないで欲しいことを言ったつもりだったが、瑞穂さんはきょとんとしていた。

「いんやぁ、今までもこうやって色んな人の家回ってたし平気だよー」
「今までも、って……一体どのくらいの間こうやって他人様の家に押しかけてるんですか……?」

俺が恐る恐る聞くと、瑞穂さんは指で数え始めた。

「んー、あたしが大学一年になるちょっと前に家出たし、もう一年過ぎたかなぁ……」
「一年?! そんな長い間、こうやって他人様に迷惑かけてたんですか……?」
「最初は友達の家を回ったのよ。でも友達がそのうち彼氏と同棲しちゃったり、ケンカしたりしていられなくなって。それにあたし、これでもシュンのとこ来るまでは結構ありがたられてたんだから」
「……なんで、ありがたられるんですか? 突然押しかけてるのに?」

一人暮らしの夢を早々に壊され、(確かに家賃は助かるけど)大迷惑を被っただけに、正直ありがたる人間がいることを信じられなかった。
不思議に思う俺に対して瑞穂さんは一瞬真顔になったように見えたが、突然笑い始めた。

「……童貞のシュンには分からないかもねー」
「なんでここで童貞が出てくるんですか?!」

俺がそう突っ込むと、瑞穂さんは益々笑った。

「まぁお子ちゃまには早い話ってことよ」
「俺、瑞穂さんより一歳下なだけなんですけど!!」
「ま、どうせそのうちあんたも知るでしょうよ」

そう言って片付け始めた瑞穂さんは、結局何も言ってくれなかった。

だけどそう時間が経たなくても、俺は何のことか知る羽目になった。


夕飯の時間、瑞穂さんは本当に料理が出来ないようで、教えるのは本当に……本当に、大変だった。
一緒の班だった子が瑞穂さんに何もやらせなかったのも、この身を通じてよく分かった。
引っ越したばかりなのに、絆創膏はうちにいくつあるのか真剣に心配になったぐらいだ。

結局、なんとか夕食と呼べるものが出来たが……瑞穂さん一人で任せられるまでには前途多難過ぎる。
それほど、見た目も味も悪かった。

そんな夕食をなんとか済ませると、俺は家を出る支度をした。

「いいですか瑞穂さん、俺が行ったら鍵を閉めてくださいね? 忘れないでくださいよ?」
「……あたしを何だと思ってるわけ?」
「いや、あんなアクロバットな包丁さばきを見せられたら、常識があるかどうか疑いますって」

心から本気でそう言うと、何故か瑞穂さんに殴られた。
結構痛かったので顔を見ると、下を向いている瑞穂さんの目が何だか少し潤んでいるように見える。
……どうやら、瑞穂さんなりに頑張ってやっていたらしい。

「……これからやってければ大丈夫ですって。俺ももっと分かりやすく教えれるよう努力しますから」

そうしないと、まともな飯にありつけない。
そう言おうとしたけど、さっきより瑞穂さんの顔が少し緩んだのを見ると、言うのはやめておいた。
──この人でもかわいいところはあるんだな。


もちろん、出て行って欲しいのは変わりはないのだが本人曰く、
『一度住むと決めた家は、出て行くと自分が決めるまでは決して出て行かない』
という、こちら側から見れば本当に迷惑でしかない"ルール"が瑞穂さんなりにあるらしく、「今のところ出て行く気は毛頭ない」と、テコでも動かないように瑞穂さんは食事中に堂々と言って来た。

「行って来ますね。……鍵はかけるんですよ? 瑞穂さんも一応女なんですから」

別に貴重品はないし、瑞穂さんをこのまま部屋に置いていくことに戸惑いはなかった。だからって長期でも良いかどうかは別として。
……なんだかもう、この状況を受け入れるしかないんだなと思えた俺は、昨日と比べてちょっと成長したと思う。
家賃とか色々助かるし、別に害はないようだし。


やはりまだ悔しいらしく、俺の行って来ますには答えずにまるで『早くどっか行け』というように、瑞穂さんはただヒラヒラと手を振ってきただけだった。


今日5時までとか孔明の罠だろおい\(^o^)/1時間集中して地理やったけどね…家帰ったら英語もやらなきゃ。……てかこんな時間に帰れねぇよおぉおお(`Д´)ノ……国領のブックオフ行ったことないから寄ろうかな(コラ)あぁ、高幡不動で乗り換えて南平行くのもありか…どうしよう(殴)大丈夫大丈夫、予約してないんでうたばんまでには帰ります(´∀`)(強打)英語やってー明日黒王にメッセで数学教わってー……うん、とてもテスト前って感じですね(テストとかwwwwww)サクセスとマークの結果で、未習科目と数学に少しは自信を持たせたいですね。自分に。……結果何も変わらなかったらさすがに俺も焦るわー!(泣)今更私立文系に戻る気は出ませんからね…I田さんと仲良くなれたし(そこが問題か?)正直11月ぐらいに私大クラスに変えて(墺先生の授業は潜る!)差額返金分でwii買おうかと思っている(アホwwwwww)んですが、せっかくI田さんに顔覚えられてるしなぁ…迷う。夏はともかく単語、うん。

今日1時半に起きた…自習しに現在新宿。家帰ってから後悔がーー!!(´・ω・`)更に久しぶりに好きな某テキストサイト様を見たら彼氏とのラブラブ日記を見てしまったぁああああああぁ(大泣)あいつ構ってくれないし、翔陽オチトモの会のカラオケは22日だからまだ時間あるしーー!!うぎゃあああ、誰か構えー構ってくれなきゃいやだー!!喋れー!!orzと、ガチで精神的に弱くなっています。だから今の俺にノロケは厳禁なのに自分から地雷踏んじまったしーー!!誰か、ガチで構ってあげてください。じゃなきゃ死ぬ。

今になっても、答えは出せずにいる。あの時選べていたら、俺は今でも大切な人を失わないでいられたのかな過ちを犯してしまったその代償は、かけがえのない存在だっただから、償えなかったそして俺は、失ってしまったその選択をしなきゃいけなくなったのも、俺のせいだ。あの人がそう迫るのも当たり前だ。だけど俺は、選べなかった。どちらも違った意味で大切だったから。でも今、「その状況になったら、俺はお前を選ばない」と多くの人から言われる。だから俺も、あの時選ぶべきだったのかもしれない。でも、俺はまだ選べない。違いがあっても、俺にとってはかけがえのない存在のままだから。でも、いつかは俺も、選ぶのかもしれない。それでもみんな、笑って許してくれるのだろうかもう五年目、だそれでも忘れられないのなら、いつかは選ぶ日が来るのかもしれない友人関係はもちろんだけど、女は家庭を守るべきだ、とあの人ともお姉さんとも、よく言い争ったっけ。もちろん選ぶ日は、お互いがもっと大人になってから、だ。でも俺が選ぶ時は、夢の欠片も大切な存在も失う覚悟が出来てから、だ。それまでは、今のまま。がむしゃらに夢を追って、大切な仲間と些細なことで笑いあって、たくさん恋をして。俺が選ぶのはそれから、だ。間違いを犯したのは、私。考え過ぎて、大切なことに気付かないで逃げた私が悪い。でもいつか、もう一度選べる日が来たら俺はきっと、その代償を差し出すと思う。笑って許してもらえなくても。それを失うことで、選べる日が来るのなら。でもまだそんな決意も決心もつかないから今は胸に孤独を抱えたまま、生きていくしかないと思う。いつかそんな日が来たら、みんなは、許してくれるのだろうかそれでも、“あの時に選ぶべきだったんじゃないのか”の答えは一生出ないから。あの時から、間違いだらけの人生さだけど最後に再会があるのなら、それでいいや。あの人の夢が叶わないのなら私がずっとそばにいるんだって、ずっと前から決めていたことだからもちろん、誰か他に現れて幸せになってくれるのであればそれが一番嬉しいことだけど。でもどうやら、この歳になってもあの人の魅力が分かるのは俺だけのようだしなぁ。嬉しい話が聞けたらこっちも笑えるんですが。まぁ今は、今のまま生きていくよ。決意がつくまでは。


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