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もしもあなたが戻って来ても、私は幸せにはなれない。
それは分かってるんだ。
だって、最初私から別れを切り出したのは、あなたが冷たかったからだもん。
戻ってきても、きっと私はまた別れたいと思う。
それに、あの子といるあなたは幸せそう。
あの子は決して、私みたいな無いモノねだりはしない。
あなたからの小さな愛を、大きいとあの子は感じることが出来る。
私も、昔はそうだったのにな。
あなたの顔を見れるだけで嬉しくて、喋れるなんてその日一日中幸せで、メールなんてドキドキしちゃって大変で。
手繋いだあなたの手は、とてもとても大きくて。
本当のこと書くと私は、あなたの良いところが分からない。
最初は優しくて頼れそうで好きになったのに。
優しい?いや、あんなの偽善だ。
頼れる?いや、それは彼ではなく結局私の役目になった。
「ねぇ、“強い”ってどういう意味だと思う?」
私がそう聞いた時、あなたは何も言わなかった。
あなたは自分だけが大切な人だった。
“大切な人を守れる強さ”は無かった。
それなのにどうして今も私はあなたを求めるのか?
それは、抱き締めてくれたぬくもりが忘れられないのかもしれない。
今はそれももう、別の人のものなのに。
こんなんじゃダメだって分かってる。
だから一歩ずつでも私は前へ進む。
戻れないように。あの二人の笑顔を思い出さないように。
だけど、今年最後に見たあなたはあの子と二人で笑い合ってた。幸せそうな顔で。
もう思い出したくない。
早く早く、忘れてしまいたい。
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