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12月、
受験なのに年賀状なんか送ったら、呆れられるかめしれない。
そう思って、書こうかどうか迷っていたら
一枚の葉書が私の元に届いた。
それを見て、出さなくて良いんだって安堵感と
どうか来年は出せたら良いなって願望が出来た。
だけどそれ以上に、
その葉書が私の友人には届いていない意味を考えると、
今年も私から年賀状が来る、と思ったからに違いない。
そう考えるとその葉書が届いて、不謹慎だけど嬉しかった。
先生、来年も
そのまた来年も
年賀状を、送って良いですか?
一歩ずつ進む私を
1年ごとに、報告していいですか
もう二度と会わなくても、
私の先生でいてくれますか
それ以上はもう、求めないから
先生以上のことなんて、求めないから
受験なのに年賀状なんか送ったら、呆れられるかめしれない。
そう思って、書こうかどうか迷っていたら
一枚の葉書が私の元に届いた。
それを見て、出さなくて良いんだって安堵感と
どうか来年は出せたら良いなって願望が出来た。
だけどそれ以上に、
その葉書が私の友人には届いていない意味を考えると、
今年も私から年賀状が来る、と思ったからに違いない。
そう考えるとその葉書が届いて、不謹慎だけど嬉しかった。
先生、来年も
そのまた来年も
年賀状を、送って良いですか?
一歩ずつ進む私を
1年ごとに、報告していいですか
もう二度と会わなくても、
私の先生でいてくれますか
それ以上はもう、求めないから
先生以上のことなんて、求めないから
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12月、
受験なのに年賀状なんか送ったら、呆れられるかめしれない。
そう思って、書こうかどうか迷っていたら
一枚の葉書が私の元に届いた。
それを見て、出さなくて良いんだって安堵感と
どうか来年は出せたら良いなって願望が出来た。
だけどそれ以上に、
その葉書が私の友人には届いていない意味を考えると、
今年も私から年賀状が来る、と思ったからに違いない。
そう考えるとその葉書が届いて、不謹慎だけど嬉しかった。
先生、来年も
そのまた来年も
年賀状を、送って良いですか?
一歩ずつ進む私を
1年ごとに、報告していいですか
もう二度と会わなくても、
私の先生でいてくれますか
それ以上はもう、求めないから
先生以上のことなんて、求めないから
受験なのに年賀状なんか送ったら、呆れられるかめしれない。
そう思って、書こうかどうか迷っていたら
一枚の葉書が私の元に届いた。
それを見て、出さなくて良いんだって安堵感と
どうか来年は出せたら良いなって願望が出来た。
だけどそれ以上に、
その葉書が私の友人には届いていない意味を考えると、
今年も私から年賀状が来る、と思ったからに違いない。
そう考えるとその葉書が届いて、不謹慎だけど嬉しかった。
先生、来年も
そのまた来年も
年賀状を、送って良いですか?
一歩ずつ進む私を
1年ごとに、報告していいですか
もう二度と会わなくても、
私の先生でいてくれますか
それ以上はもう、求めないから
先生以上のことなんて、求めないから
ばかみたい
振り向いて欲しい、だなんて。
釘を刺されたくせに
私は何を考えてしまっているの
でも、ずっと叶わないと思い込んでた夢が
近くにあるって知ってしまうと
届く気がしてしまうのだよ
待てる、と言っていたけど
今にも潰れそうな私は、待てるのかなぁ
恋愛ゲームと現実は違うって、
そんな当たり前のこと、分かっているはずだったのに
今は自信が持てないの
一人に決めなきゃいけないのに
それが出来なくて、甘えている私は
誰かを幸せにすることも
誰かに幸せにされることことも
今はまだ、出来ない。
誰か
振り向いて欲しい、だなんて。
釘を刺されたくせに
私は何を考えてしまっているの
でも、ずっと叶わないと思い込んでた夢が
近くにあるって知ってしまうと
届く気がしてしまうのだよ
待てる、と言っていたけど
今にも潰れそうな私は、待てるのかなぁ
恋愛ゲームと現実は違うって、
そんな当たり前のこと、分かっているはずだったのに
今は自信が持てないの
一人に決めなきゃいけないのに
それが出来なくて、甘えている私は
誰かを幸せにすることも
誰かに幸せにされることことも
今はまだ、出来ない。
誰か
ばかみたい
振り向いて欲しい、だなんて。
釘を刺されたくせに
私は何を考えてしまっているの
でも、ずっと叶わないと思い込んでた夢が
近くにあるって知ってしまうと
届く気がしてしまうのだよ
待てる、と言っていたけど
今にも潰れそうな私は、待てるのかなぁ
恋愛ゲームと現実は違うって、
そんな当たり前のこと、分かっているはずだったのに
今は自信が持てないの
一人に決めなきゃいけないのに
それが出来なくて、甘えている私は
誰かを幸せにすることも
誰かに幸せにされることことも
今はまだ、出来ない。
誰か
振り向いて欲しい、だなんて。
釘を刺されたくせに
私は何を考えてしまっているの
でも、ずっと叶わないと思い込んでた夢が
近くにあるって知ってしまうと
届く気がしてしまうのだよ
待てる、と言っていたけど
今にも潰れそうな私は、待てるのかなぁ
恋愛ゲームと現実は違うって、
そんな当たり前のこと、分かっているはずだったのに
今は自信が持てないの
一人に決めなきゃいけないのに
それが出来なくて、甘えている私は
誰かを幸せにすることも
誰かに幸せにされることことも
今はまだ、出来ない。
誰か

やい、地球に住む愚民ども、お初だにゃ。
おいらは、にゃんにゃん星人だにゃ!
地球を侵略するためにはるばる来たにゃ!
えっ、『子猫のくせに』にゃ!?
はっはっはっ、地球の下人ども、驚くがいいにゃ!
にゃんにゃん星では生後4ヶ月を過ぎたら男はどこかの星を侵略しに星を出るんだにゃ!
それでおいらは未だに宇宙連盟に加盟していない、文明が遅れた馬鹿な愚民どもが暮らす地球にしたんだにゃ!
もちろん、このことはトップシークレットだにゃ!
侵略は隠密に進めるのにゃ!
……でも到着間際に、時空のひずみに巻き込まれそうになって“にほん”って国の“おうめ”って場所に不時着したのだにゃ!
そんで偉大なるネコ星人のおいらなのに、宇宙船から放り出されて街を彷徨っていたら風邪をひいただにゃ!
「おい、地球の愚民ども、餌くれにゃ!!寒いだにゃ!」
そう地球人に電波を送ったのに誰も気付かないんだにゃ。
電波が読めにゃいなんて、文明の遅れた星ってほんと不便だにゃ。
そんでさすがにおいらもフラフラして道端にいると、自転車をひいた男と女が歩いて来たにゃ。
「ちょっと、いつもは乗せてくれるじゃない!」
「いいじゃないか、たまには歩くくらい」
ふっ、いいカモが来たにゃと思ったおいらは「おいらに気付けにゃー」と電波を送ったら案の定、女の方が「わぁ、子猫だー」って気付いたにゃ。
ふっ、この女…おいらの電波に気付くだにゃんて地球人にしては賢いじゃにゃいか。
おいらの第一下僕にしてやるにゃ。
ふっ、下僕にするにゃんて簡単にゃ…地球人は我らにゃんにゃん星人が甘えてくるのに弱いと、教科書に書いてあったにゃ!
そんでおいらが寄ってくと女もおいらをなでなでしてきたにゃ。
はぅー、にゃでにゃでされるのは気持ちいいー…
じゃにゃくて、愚民に触られるなんて汚らしいけど今回だけはちょっと我慢だにゃ!
「この子、ガリガリに痩せてるし風邪ひいてる……よし、連れて帰るわ」
にゃふ?!
おいらは餌と温かい基地が欲しかっただけで、連れて帰られるにゃんて言語両断だにゃ!
閉じ込められたら地球侵略が出来ないだにゃ!
男が鞄を取りに行ってる間に何度とにゃく逃げようとしたけど女はしつこかったにゃ!
「だめよ、もうすぐ餌が来るんだから」
餌?!餌って言ったにゃ!?餌くれにゃ!!
そんで待ってると男が地球で“ねこかん”って呼ばれる餌を持ってきたにゃ。
おいらは本当は“カリカリ”ってやつが好きにゃんだが、お腹空いてる今は仕方にゃいにゃ!食ってやるにゃ!
そんでおいらが食べ終わって満腹のあまり油断していると鞄に入れられたにゃ!!
「出せにゃ!出せにゃ!!」
おいらは鞄の口に顔を手を出したけど結局閉められたにゃ。
そんで暗くなったからうとうとしながらガタンゴトンと揺られてると、突然明るくなったにゃ。
「ここはどこにゃ?!」
そんなおいらもおかまいなしに女はおいらを洗い始めたにゃ!
水嫌いだにゃ!水嫌だにゃ!!
そう逃げ回ったのに洗われたにゃ。
お風呂からあがったら、突然女はおいらの大事な所を触って来たにゃ!
「あらー、メスかと思ったらキョンたと同じオスなんだね」
こんな男前のおいらを女に見えたなんて失礼だにゃ!
大体、おいらにゃんにゃん星人をオスメス呼ばわりなんて失礼過ぎるにゃ!
……そもそもキョンたって誰にゃ?
「うーん、メスなら“みー”にしようと思ったけど、オスだから“キョウ”だねぇ」
キョウ?!
キョウがおいらの名前にゃにょか?!
どうやらキョウっていうのは世界で一番売れた少女マンガに出て来る猫の名前らしいにゃ。
女はユキかキョウかと聞かれたらキョウ派らしいにゃ。何のことか分からにゃいが。
「でもやっぱはとりだよねー!!黒髪ツンデレ!あぁ!」
……おいらはとんでもない家に来てしまったみたいだにゃ。
まぁ温かいし餌には困らにゃいからここを地球第一基地にしてもいいにゃ。
地球侵略第一歩だにゃ!!
そう思ってた時に「あー、キョウって宇宙人かもしれないね」って女が言うからビビったにゃ!
もしかして地球人にバレてるのかにゃ?!
「そういう漫画があるんだよねー、猫が宇宙人っていうさ」
ままままま漫画か、焦ったにゃ。
どうやら女の大好きな漫画家がそういう内容の漫画を描いたみたいだにゃ。
……地球の漫画家にバレてるにゃんてにゃ…
気をつけにゃいとにゃ!
そんで今は女に内緒でここに活動日記を書いてるにゃ。
にゃんでかって?地球人に少しずつだけどにゃんにゃん星人のことがバレてるって他のにゃんにゃん星人に伝えるためだにゃ!
……えっ、他の地球人にも知られるんじゃにゃいかって?
……まぁ、気にしにゃいにゃ!!
ちなみに女はごくせんを見てるにゃ!
この後、“模試”ってやつで英語190点台を出した男友達と勉強するらしいにゃ。
おいらには何のことだかよくわからにゃいにゃ。
まぁそんな彼の一番の友人で良かったにゃ。
あと夜になったら女の子と騒ぐらしいにゃ。
女の子ー♪にゃでにゃでしてくれるかにゃ?
今年最後の授業の日、過去問を借りようと進路相談室に行った。
進路担当の先生から勝手に見てていいと言われ、お目当ての学校の赤本を探していると、一冊の赤本が目に入った。
──こんな特殊な大学、目指していた人なんて私ぐらいしかいなかったのに
そう思いながら手を伸ばすと、それは2007年度版のものだった。
──その年度に、どの学校の赤本を購入するかを決めた人なんて、たった一人しかいない。
その部屋にいると、そこで過ごしたたくさんの日々や、
お別れ会の時のことをつい思い出してしまって、
いつだって我慢出来なくなってしまうけど、
その日はそれ以上に、大林先生が残していってくれた
その優しさを思うと、涙が止まらなかった。
頑張れって、先生の声が聞こえた気がした。
でも、高1の時に先生に言われた言葉
「お前は教師になれない。
教室には40人の生徒がいる。だけどお前は周りに寄ってくる生徒だけしか見えなくて、本当に助けを求めているのは教室の端にいる生徒かもしれないのに、お前にはそれが分からない。
だから、周りが見えないお前は教師になれない」
そう言われた時、『じゃあ高校3年間の間に、周りの人を考えられる人間になろう』って決めたのに、
卒業が近付いた今、自分がそうなれている自覚は全くなかった。
だけど彼と話している時にふと、
自分が自己愛性人格障害だって分かってから、自分の周りでもその可能性がある人が何人かいることに気付けたって言うと彼は驚いて、
「お前、分かるのか?」と聞かれた。
分かるって言ったら「それはすごいな。特にお前みたいな勉強よりも大切なことを教える教師になりたいって考えてるなら、そういうことに気付けるのは一番大事なことだからな」と言われた。
確かに高校に入ったばかりの頃と改めて比べたら、一目瞭然だった。
あの頃の私に、そんなことが分かるはずがないのだから。
だからひょっとしたら、私はあの時決めた『周りを見れるようにする』という目標に近付けているのかもしれない。
彼に言われるまで気付かなかったけれど。
だけど次の目標は、もっと厳しいものだ。
大学4年間の間に、私は自己愛性人格障害から生まれるキレ癖を直さなくてはいけない。
あの時、私の心の奥底に埋めたはずの“もう一人の私”と向き合わなくてはいけない。
……いや、今の俺が“作り出した俺”なのだからもう一人の私こそ、“本来の自分”だ。
だけど、『どうして私がこんな目にあわなきゃいけないの?』という思考回路を持つもう一人の私が本来の自分だとしても、
その姿が再び表に出ないようにしなきゃいけない。
でも少しずつ、忘れたはずの“私”が“俺”を浸蝕しているのは事実だ。
きっと、このまま寝かしておくことは出来ないと思う。
いつまでも、“俺”のままではいられないのだ。
俺は本来の私ではなく、ある友人に似せて作ったキャラなのだから。
だけど自己中心的で暴力的な私を抑えることが出来なくては、
私は教師になれたって、むやみに生徒に手を上げてしまう先生になってしまう。
それどころか、自分の子供さえも虐待してしまうかもしれない。
暴力だけでなく、実母のように精神的な虐待をする可能性が私にはある。
ネグレクト……虐待、特に児童虐待のメカニズムそして対処法を見つけなくてはいけない。
それが、大学で私が学びたい
いや、学ばなくてはいけないことだ。
時間は限り無く少ない。
だけど私は答えを見つけて、
そしていつか、大林先生に認められる日は来るのだろうか。
『お前は教師になれない』なんて、もう二度と言われないような教師になれるのだろうか。
先生、今の私、少しずつだけど、
大人に近付いてますか?
進路担当の先生から勝手に見てていいと言われ、お目当ての学校の赤本を探していると、一冊の赤本が目に入った。
──こんな特殊な大学、目指していた人なんて私ぐらいしかいなかったのに
そう思いながら手を伸ばすと、それは2007年度版のものだった。
──その年度に、どの学校の赤本を購入するかを決めた人なんて、たった一人しかいない。
その部屋にいると、そこで過ごしたたくさんの日々や、
お別れ会の時のことをつい思い出してしまって、
いつだって我慢出来なくなってしまうけど、
その日はそれ以上に、大林先生が残していってくれた
その優しさを思うと、涙が止まらなかった。
頑張れって、先生の声が聞こえた気がした。
でも、高1の時に先生に言われた言葉
「お前は教師になれない。
教室には40人の生徒がいる。だけどお前は周りに寄ってくる生徒だけしか見えなくて、本当に助けを求めているのは教室の端にいる生徒かもしれないのに、お前にはそれが分からない。
だから、周りが見えないお前は教師になれない」
そう言われた時、『じゃあ高校3年間の間に、周りの人を考えられる人間になろう』って決めたのに、
卒業が近付いた今、自分がそうなれている自覚は全くなかった。
だけど彼と話している時にふと、
自分が自己愛性人格障害だって分かってから、自分の周りでもその可能性がある人が何人かいることに気付けたって言うと彼は驚いて、
「お前、分かるのか?」と聞かれた。
分かるって言ったら「それはすごいな。特にお前みたいな勉強よりも大切なことを教える教師になりたいって考えてるなら、そういうことに気付けるのは一番大事なことだからな」と言われた。
確かに高校に入ったばかりの頃と改めて比べたら、一目瞭然だった。
あの頃の私に、そんなことが分かるはずがないのだから。
だからひょっとしたら、私はあの時決めた『周りを見れるようにする』という目標に近付けているのかもしれない。
彼に言われるまで気付かなかったけれど。
だけど次の目標は、もっと厳しいものだ。
大学4年間の間に、私は自己愛性人格障害から生まれるキレ癖を直さなくてはいけない。
あの時、私の心の奥底に埋めたはずの“もう一人の私”と向き合わなくてはいけない。
……いや、今の俺が“作り出した俺”なのだからもう一人の私こそ、“本来の自分”だ。
だけど、『どうして私がこんな目にあわなきゃいけないの?』という思考回路を持つもう一人の私が本来の自分だとしても、
その姿が再び表に出ないようにしなきゃいけない。
でも少しずつ、忘れたはずの“私”が“俺”を浸蝕しているのは事実だ。
きっと、このまま寝かしておくことは出来ないと思う。
いつまでも、“俺”のままではいられないのだ。
俺は本来の私ではなく、ある友人に似せて作ったキャラなのだから。
だけど自己中心的で暴力的な私を抑えることが出来なくては、
私は教師になれたって、むやみに生徒に手を上げてしまう先生になってしまう。
それどころか、自分の子供さえも虐待してしまうかもしれない。
暴力だけでなく、実母のように精神的な虐待をする可能性が私にはある。
ネグレクト……虐待、特に児童虐待のメカニズムそして対処法を見つけなくてはいけない。
それが、大学で私が学びたい
いや、学ばなくてはいけないことだ。
時間は限り無く少ない。
だけど私は答えを見つけて、
そしていつか、大林先生に認められる日は来るのだろうか。
『お前は教師になれない』なんて、もう二度と言われないような教師になれるのだろうか。
先生、今の私、少しずつだけど、
大人に近付いてますか?
今年最後の授業の日、過去問を借りようと進路相談室に行った。
進路担当の先生から勝手に見てていいと言われ、お目当ての学校の赤本を探していると、一冊の赤本が目に入った。
──こんな特殊な大学、目指していた人なんて私ぐらいしかいなかったのに
そう思いながら手を伸ばすと、それは2007年度版のものだった。
──その年度に、どの学校の赤本を購入するかを決めた人なんて、たった一人しかいない。
その部屋にいると、そこで過ごしたたくさんの日々や、
お別れ会の時のことをつい思い出してしまって、
いつだって我慢出来なくなってしまうけど、
その日はそれ以上に、大林先生が残していってくれた
その優しさを思うと、涙が止まらなかった。
頑張れって、先生の声が聞こえた気がした。
でも、高1の時に先生に言われた言葉
「お前は教師になれない。
教室には40人の生徒がいる。だけどお前は周りに寄ってくる生徒だけしか見えなくて、本当に助けを求めているのは教室の端にいる生徒かもしれないのに、お前にはそれが分からない。
だから、周りが見えないお前は教師になれない」
そう言われた時、『じゃあ高校3年間の間に、周りの人を考えられる人間になろう』って決めたのに、
卒業が近付いた今、自分がそうなれている自覚は全くなかった。
だけど彼と話している時にふと、
自分が自己愛性人格障害だって分かってから、自分の周りでもその可能性がある人が何人かいることに気付けたって言うと彼は驚いて、
「お前、分かるのか?」と聞かれた。
分かるって言ったら「それはすごいな。特にお前みたいな勉強よりも大切なことを教える教師になりたいって考えてるなら、そういうことに気付けるのは一番大事なことだからな」と言われた。
確かに高校に入ったばかりの頃と改めて比べたら、一目瞭然だった。
あの頃の私に、そんなことが分かるはずがないのだから。
だからひょっとしたら、私はあの時決めた『周りを見れるようにする』という目標に近付けているのかもしれない。
彼に言われるまで気付かなかったけれど。
だけど次の目標は、もっと厳しいものだ。
大学4年間の間に、私は自己愛性人格障害から生まれるキレ癖を直さなくてはいけない。
あの時、私の心の奥底に埋めたはずの“もう一人の私”と向き合わなくてはいけない。
……いや、今の俺が“作り出した俺”なのだからもう一人の私こそ、“本来の自分”だ。
だけど、『どうして私がこんな目にあわなきゃいけないの?』という思考回路を持つもう一人の私が本来の自分だとしても、
その姿が再び表に出ないようにしなきゃいけない。
でも少しずつ、忘れたはずの“私”が“俺”を浸蝕しているのは事実だ。
きっと、このまま寝かしておくことは出来ないと思う。
いつまでも、“俺”のままではいられないのだ。
俺は本来の私ではなく、ある友人に似せて作ったキャラなのだから。
だけど自己中心的で暴力的な私を抑えることが出来なくては、
私は教師になれたって、むやみに生徒に手を上げてしまう先生になってしまう。
それどころか、自分の子供さえも虐待してしまうかもしれない。
暴力だけでなく、実母のように精神的な虐待をする可能性が私にはある。
ネグレクト……虐待、特に児童虐待のメカニズムそして対処法を見つけなくてはいけない。
それが、大学で私が学びたい
いや、学ばなくてはいけないことだ。
時間は限り無く少ない。
だけど私は答えを見つけて、
そしていつか、大林先生に認められる日は来るのだろうか。
『お前は教師になれない』なんて、もう二度と言われないような教師になれるのだろうか。
先生、今の私、少しずつだけど、
大人に近付いてますか?
進路担当の先生から勝手に見てていいと言われ、お目当ての学校の赤本を探していると、一冊の赤本が目に入った。
──こんな特殊な大学、目指していた人なんて私ぐらいしかいなかったのに
そう思いながら手を伸ばすと、それは2007年度版のものだった。
──その年度に、どの学校の赤本を購入するかを決めた人なんて、たった一人しかいない。
その部屋にいると、そこで過ごしたたくさんの日々や、
お別れ会の時のことをつい思い出してしまって、
いつだって我慢出来なくなってしまうけど、
その日はそれ以上に、大林先生が残していってくれた
その優しさを思うと、涙が止まらなかった。
頑張れって、先生の声が聞こえた気がした。
でも、高1の時に先生に言われた言葉
「お前は教師になれない。
教室には40人の生徒がいる。だけどお前は周りに寄ってくる生徒だけしか見えなくて、本当に助けを求めているのは教室の端にいる生徒かもしれないのに、お前にはそれが分からない。
だから、周りが見えないお前は教師になれない」
そう言われた時、『じゃあ高校3年間の間に、周りの人を考えられる人間になろう』って決めたのに、
卒業が近付いた今、自分がそうなれている自覚は全くなかった。
だけど彼と話している時にふと、
自分が自己愛性人格障害だって分かってから、自分の周りでもその可能性がある人が何人かいることに気付けたって言うと彼は驚いて、
「お前、分かるのか?」と聞かれた。
分かるって言ったら「それはすごいな。特にお前みたいな勉強よりも大切なことを教える教師になりたいって考えてるなら、そういうことに気付けるのは一番大事なことだからな」と言われた。
確かに高校に入ったばかりの頃と改めて比べたら、一目瞭然だった。
あの頃の私に、そんなことが分かるはずがないのだから。
だからひょっとしたら、私はあの時決めた『周りを見れるようにする』という目標に近付けているのかもしれない。
彼に言われるまで気付かなかったけれど。
だけど次の目標は、もっと厳しいものだ。
大学4年間の間に、私は自己愛性人格障害から生まれるキレ癖を直さなくてはいけない。
あの時、私の心の奥底に埋めたはずの“もう一人の私”と向き合わなくてはいけない。
……いや、今の俺が“作り出した俺”なのだからもう一人の私こそ、“本来の自分”だ。
だけど、『どうして私がこんな目にあわなきゃいけないの?』という思考回路を持つもう一人の私が本来の自分だとしても、
その姿が再び表に出ないようにしなきゃいけない。
でも少しずつ、忘れたはずの“私”が“俺”を浸蝕しているのは事実だ。
きっと、このまま寝かしておくことは出来ないと思う。
いつまでも、“俺”のままではいられないのだ。
俺は本来の私ではなく、ある友人に似せて作ったキャラなのだから。
だけど自己中心的で暴力的な私を抑えることが出来なくては、
私は教師になれたって、むやみに生徒に手を上げてしまう先生になってしまう。
それどころか、自分の子供さえも虐待してしまうかもしれない。
暴力だけでなく、実母のように精神的な虐待をする可能性が私にはある。
ネグレクト……虐待、特に児童虐待のメカニズムそして対処法を見つけなくてはいけない。
それが、大学で私が学びたい
いや、学ばなくてはいけないことだ。
時間は限り無く少ない。
だけど私は答えを見つけて、
そしていつか、大林先生に認められる日は来るのだろうか。
『お前は教師になれない』なんて、もう二度と言われないような教師になれるのだろうか。
先生、今の私、少しずつだけど、
大人に近付いてますか?
ずっと昔から好きなのも事実だけど、
今の私が彼に惹かれたのはきっと、
彼がとても大人に思えたからだと思う。
そりゃ、ああ見えて子供っぽい所もあるけれど
やっぱり同年代の男子よりかは大人だし
時々、先生のような存在にも思えて来る。
彼は人を救える人になりたい、と言った。
きっと、彼に救われる最初の存在は
誰でもない、私だと思う。
だけど彼は、彼女の傷ついた心を癒せる唯一の存在だから
いつまでも私が独占する訳にもいかない。
英語が苦手な私のために
要点をまとめたプリントを作ると言った彼は
「お前にはどうしても合格して欲しいからな」と言ってくれた。
そうやって私を心配し、応援してくれる友人と
自分の願望だけで私の進路を決めようとする母親
どっちが私を思ってくれているかなんて、一目瞭然だよね。
たとえ友人でも、いつかは返さなくちゃいけないけど
今はどうか、彼に甘えさせて下さい。
彼にお返し出来てるかは自信ないけれど、どうか。
本当に、友達だけは恵まれていて良かったってつくづく思う。
わざわざここ読んで気にかけてくれる友達も本当にありがとう。
何にも出来てない私だけど、
何か出来ることがあれば言ってね。
いつかは私も、人を救えるようになりたいから。
今の私が彼に惹かれたのはきっと、
彼がとても大人に思えたからだと思う。
そりゃ、ああ見えて子供っぽい所もあるけれど
やっぱり同年代の男子よりかは大人だし
時々、先生のような存在にも思えて来る。
彼は人を救える人になりたい、と言った。
きっと、彼に救われる最初の存在は
誰でもない、私だと思う。
だけど彼は、彼女の傷ついた心を癒せる唯一の存在だから
いつまでも私が独占する訳にもいかない。
英語が苦手な私のために
要点をまとめたプリントを作ると言った彼は
「お前にはどうしても合格して欲しいからな」と言ってくれた。
そうやって私を心配し、応援してくれる友人と
自分の願望だけで私の進路を決めようとする母親
どっちが私を思ってくれているかなんて、一目瞭然だよね。
たとえ友人でも、いつかは返さなくちゃいけないけど
今はどうか、彼に甘えさせて下さい。
彼にお返し出来てるかは自信ないけれど、どうか。
本当に、友達だけは恵まれていて良かったってつくづく思う。
わざわざここ読んで気にかけてくれる友達も本当にありがとう。
何にも出来てない私だけど、
何か出来ることがあれば言ってね。
いつかは私も、人を救えるようになりたいから。
ずっと昔から好きなのも事実だけど、
今の私が彼に惹かれたのはきっと、
彼がとても大人に思えたからだと思う。
そりゃ、ああ見えて子供っぽい所もあるけれど
やっぱり同年代の男子よりかは大人だし
時々、先生のような存在にも思えて来る。
彼は人を救える人になりたい、と言った。
きっと、彼に救われる最初の存在は
誰でもない、私だと思う。
だけど彼は、彼女の傷ついた心を癒せる唯一の存在だから
いつまでも私が独占する訳にもいかない。
英語が苦手な私のために
要点をまとめたプリントを作ると言った彼は
「お前にはどうしても合格して欲しいからな」と言ってくれた。
そうやって私を心配し、応援してくれる友人と
自分の願望だけで私の進路を決めようとする母親
どっちが私を思ってくれているかなんて、一目瞭然だよね。
たとえ友人でも、いつかは返さなくちゃいけないけど
今はどうか、彼に甘えさせて下さい。
彼にお返し出来てるかは自信ないけれど、どうか。
本当に、友達だけは恵まれていて良かったってつくづく思う。
わざわざここ読んで気にかけてくれる友達も本当にありがとう。
何にも出来てない私だけど、
何か出来ることがあれば言ってね。
いつかは私も、人を救えるようになりたいから。
今の私が彼に惹かれたのはきっと、
彼がとても大人に思えたからだと思う。
そりゃ、ああ見えて子供っぽい所もあるけれど
やっぱり同年代の男子よりかは大人だし
時々、先生のような存在にも思えて来る。
彼は人を救える人になりたい、と言った。
きっと、彼に救われる最初の存在は
誰でもない、私だと思う。
だけど彼は、彼女の傷ついた心を癒せる唯一の存在だから
いつまでも私が独占する訳にもいかない。
英語が苦手な私のために
要点をまとめたプリントを作ると言った彼は
「お前にはどうしても合格して欲しいからな」と言ってくれた。
そうやって私を心配し、応援してくれる友人と
自分の願望だけで私の進路を決めようとする母親
どっちが私を思ってくれているかなんて、一目瞭然だよね。
たとえ友人でも、いつかは返さなくちゃいけないけど
今はどうか、彼に甘えさせて下さい。
彼にお返し出来てるかは自信ないけれど、どうか。
本当に、友達だけは恵まれていて良かったってつくづく思う。
わざわざここ読んで気にかけてくれる友達も本当にありがとう。
何にも出来てない私だけど、
何か出来ることがあれば言ってね。
いつかは私も、人を救えるようになりたいから。
席が隣同士だった私たちを
ふざけた友達が写真を撮ろうとしたから、
「離れて!」と私は言ったけど
結局、撮られてしまった2ショット
結局、二人だけで写った写真は
この一枚だけになったね。
この写真をながめていたらふと、
些細なケンカをした時に
仲直りしなきゃ、君が私の友達から預かったこの写真を渡さないなんて言うから、
慌てて仲直りしたことを思い出して、つい笑ってしまった。
あの頃は本気のケンカなんかしたことなくて、
些細なケンカでしか愛を確認出来ないほど私は幼かったね。
──正直ね、今でも君を好きかもしれないけど、
今の君を好きなのかは、分からないんだ。
だけどね、
今度こそ君と対等に向き合えたら、って思うんだ。
あの時、なんであんな馬鹿なことをしたのか、
昨日やっと分かったんだ。
私、彼と同じように君のことも上に見ていて、
無意識のうちに気を遣っていたんだ。
だから、君の意思も関係なしに
そうした方が君のためなんだ、なんて押し付けがましいことをしたんだ。
君はそんなこと望んでいなかったし、
私と君は対等だったはずなのにね。
そんな当たり前のことに気付いたのが昨日じゃなくて4年前だったら、
今でも君は隣にいてくれたかな。
もっと会いたい、
二人で写真を撮りたい、
そうやって思っていたことを
君に伝えることが出来たら、良かったのにな。
いつまでも私は 中学2年生のままで、
私の中の君も 13歳のままで。
いつになったら、あの時計は動き始めるのかな
18歳になった君を
高校3年生の私が受け止められる日は、来るのかな
いつかまた、この名前で呼べる日は来るのかな
──くん。
ふざけた友達が写真を撮ろうとしたから、
「離れて!」と私は言ったけど
結局、撮られてしまった2ショット
結局、二人だけで写った写真は
この一枚だけになったね。
この写真をながめていたらふと、
些細なケンカをした時に
仲直りしなきゃ、君が私の友達から預かったこの写真を渡さないなんて言うから、
慌てて仲直りしたことを思い出して、つい笑ってしまった。
あの頃は本気のケンカなんかしたことなくて、
些細なケンカでしか愛を確認出来ないほど私は幼かったね。
──正直ね、今でも君を好きかもしれないけど、
今の君を好きなのかは、分からないんだ。
だけどね、
今度こそ君と対等に向き合えたら、って思うんだ。
あの時、なんであんな馬鹿なことをしたのか、
昨日やっと分かったんだ。
私、彼と同じように君のことも上に見ていて、
無意識のうちに気を遣っていたんだ。
だから、君の意思も関係なしに
そうした方が君のためなんだ、なんて押し付けがましいことをしたんだ。
君はそんなこと望んでいなかったし、
私と君は対等だったはずなのにね。
そんな当たり前のことに気付いたのが昨日じゃなくて4年前だったら、
今でも君は隣にいてくれたかな。
もっと会いたい、
二人で写真を撮りたい、
そうやって思っていたことを
君に伝えることが出来たら、良かったのにな。
いつまでも私は 中学2年生のままで、
私の中の君も 13歳のままで。
いつになったら、あの時計は動き始めるのかな
18歳になった君を
高校3年生の私が受け止められる日は、来るのかな
いつかまた、この名前で呼べる日は来るのかな
──くん。