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昨日夜寝る前に書いた日記。
送信し忘れ;

今日は文芸の後に演劇に顔出して、自然科学部主催の天体観測をした。
冬休みに続いて俺は2回目。
公立で天文室がある学校はなかなかないけどこういう体験が出来るのは嬉しい。

今日は口コミもあって自然科学・文芸・演劇のメンバーごちゃまぜで観測してた。
この3小文化部(決して極小ではない)のメンバーは仲良くて話しやすくて好き。
闇の中、みんなで笑いながらそこにいた。

望遠鏡から月を見たら前よりめっちゃデカくて、太陽じゃないのに眩しくて目が開けなかった。

でも少し開くとはっきりと、クレーターが見えた。
『昔の人がクレーターを見て兎がいると思った』っていうのが分かった。
クレーターにくっきとうさぎに見えた。
月の光も、あまりに眩しくて写真が撮れないほどの光で、まるで月なのに太陽だった。

自分をちっぽけに感じた。

高二になってから仲良くなった友達
一緒にいて楽しい相手だった
でも相手は厳しい奴で、よく俺にうるさいことを言った
靴下に穴が開いてるとか箸の使い方が悪いとか、遅刻すんなとか。

彼女の育ちはとても良かった。裕福で愛情にも恵まれた家庭の子だった。よく、家族の話をする子だった

そんな彼女を僕は好きだった。
だけど色々言われる度に、その育ちの違いで傷つくことがあった。

穴を縫う人もいない。バイトで縫う時間もない。だからって新しい靴下を買うお金もない。
箸の使い方を教える人間もいなかった。私が小さい頃、母は育児放棄をしていたから。
遅刻だって、学校という場所に行きたくないだけだ。俺は学校について行くだけマシだと思ってる。

だから彼女の一言一言が、耳障りだった。
そんなに他人の欠点指摘して楽しいのか?って。
恵まれてるあんたに何も分かるはずないでしょ、とも。

僕はそういう人が大っ嫌いだ。
余計なお世話ばかりする人。
他人の欠点を見つけては他人を見下す人が。

でも彼女は違うんだ。
だから苛ついたけど、いつも『はいはい』って感じに受け止めれるのは、自分でも本当のことを分かってるからだと思う。

彼女は誰かみたいに、一緒にいて疲れる相手ではないのだと。

最近、一緒にいて疲れる相手は、俺は生理的に無理なんだと思う。
前まで平気だったのに、とは思うけど多分、変わったのだろう。
相手なのか俺なのかは分からないけど。
それでも、成長の証だったら良いな。

僕の良さが分からない人は分からなくて良いのだ。その逆も。
そうして、世界は作られる。

ちっぽけな世界だけど、
今日も月が世界を照らしている。

仲間と見上げた空には、無限の希望が溢れていた。
まだ見えぬ世界とか

そうして僕も眠る
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