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こんな自分が何かを思う権利はないとは思うけれども。
「どこがいいの?」って聞かれると、いつも答えに困ってた。
最初、好きになったところは全部裏切られたと思う。
頼れないし、気が利かないし、優しくもないし、強くもなかったから。
でも、俺のために何だってしてくれるところだけは変わらなかった。
その分、俺がいなくなったら死んじゃいそうだけど、
きっと傷つきながらも死なないで生きていてくれる。
そんなところも好きだった。
だけど、それさえも変わってしまったら、俺は彼を愛せるだろうか。
「俺だったら、彼女が行くならそのライブ行くけどな」
「いいよ、暇だしついてくよ。それに、懐かしいしね」
そう言ってくれた人は俺にとって友達という存在で、
「俺の住所使って手に入れたんだから代金の4割は俺のね」
「俺はそういうの興味ないから一人で行けば」
そう言った人は俺にとって彼氏という存在で。
……あぁ、俺が彼を好きな理由は何だったっけ。
昔の人を忘れられない俺が何か言う権利なんて何もないのは分かってるけれど、
俺はもう、彼を愛せられないかもしれない。
きっと明日会えばまた戻れると思うけれど、
予定を蹴ってまで彼と会って、して、
そうしてやっと保たれる付き合いって、もはやSFと殆ど変わらない気がする。
彼にとっての俺は何だろう。
彼はいつから、自分でも気付かないまま俺を好きじゃなくなったのだろう。
最初、好きになったところは全部裏切られたと思う。
頼れないし、気が利かないし、優しくもないし、強くもなかったから。
でも、俺のために何だってしてくれるところだけは変わらなかった。
その分、俺がいなくなったら死んじゃいそうだけど、
きっと傷つきながらも死なないで生きていてくれる。
そんなところも好きだった。
だけど、それさえも変わってしまったら、俺は彼を愛せるだろうか。
「俺だったら、彼女が行くならそのライブ行くけどな」
「いいよ、暇だしついてくよ。それに、懐かしいしね」
そう言ってくれた人は俺にとって友達という存在で、
「俺の住所使って手に入れたんだから代金の4割は俺のね」
「俺はそういうの興味ないから一人で行けば」
そう言った人は俺にとって彼氏という存在で。
……あぁ、俺が彼を好きな理由は何だったっけ。
昔の人を忘れられない俺が何か言う権利なんて何もないのは分かってるけれど、
俺はもう、彼を愛せられないかもしれない。
きっと明日会えばまた戻れると思うけれど、
予定を蹴ってまで彼と会って、して、
そうしてやっと保たれる付き合いって、もはやSFと殆ど変わらない気がする。
彼にとっての俺は何だろう。
彼はいつから、自分でも気付かないまま俺を好きじゃなくなったのだろう。
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