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なんで先生になりたいと思ったんだっけ。

見失いかけていたことを思い出した。

今まで、たくさんの先生にお世話になってきたけど、
私が先生たちにその恩を返すことは何も出来ないから、
だからこそ教師になって、“先生”として次の世代に尽くすことが、先生たちへの恩返しなんだと思ったから。

教師になりたい理由を今まで自分の為としか考えてなかったけど、
今までに素晴らしい先生方と出会ってきた私は、そんな先生たちが私にしてくれたことを子どもたちに私もしたいと思っていたことをつい忘れていた。

大林先生だって同じ。
先生に対して私が出来ることは何一つない。
たくさんお世話になったけど、そんな先生を今度は私が支える、っていうのは先生は求めてない。

だからこそ私は、教師になりたい。
それが、先生という存在に支え続けられた私に出来ること。

大林先生は前、私にこう言った。
「お前は教師になれない」と。

その言葉を聞いてショックだったけど先生は続けた。
「教室には40人の生徒がいる。
お前は自分に寄ってくる生徒たちだけを構っていれば良いと思うだろうが、本当に助けが必要なのは、教室の一番端にいる生徒かもしれない。」
先生は続ける。
「お前は目先のことばかりしか見てなくて、全体を見渡すことが出来ない。
教師は、物事に優先順位をつけてそれをきちんと対処出来なければいけない。
だからお前は、教師になれない」と。

そのような事を言われた時、悲しくて仕方なかった。
憧れの先生からそう言われたのはショックだった。

でもその時の私はまだ高校に入って2ヶ月くらいしか過ぎてなくて、自分に自己愛性人格障害の疑いがあるとは思ってなかった。
だから先生は、私が何も言ってなくてもそれを見抜いていた。
だから先生の言葉はとても、正しかった。

その時から私は周りを見れるようになろうと決意したけど、あれから私は成長出来たかな。難しいな。
教師になるにはこの障害を越えていかなきゃいけないのに。

いつかお世話になった先生たちに「先生になれました」って胸を張って報告は出来るのだろうか。

だから今は、先生にまた会えるまでに成長するしかない。

今先生にやれることはやった。
だから今日、先生にお別れを告げてきます。
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