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やっぱどうしても書きたいんで、朝からちょくちょくと時間作って書いてます。
ただ、以前にもあったんだけど勝手な推測とかを広めるのはやめて下さい。
また、この日記は私側から見て起きたことなので、この記事を見て「この行動が悪かったんだ。」と言われても、真相は誰にも分からないものなので反応のしようがありません。
なので、元々この日記は“私と私の周りで起きた事を私のために記録する”的な要素が強いのですが、特にこの記事は「あーそうだったんだー」って感じに見て貰えれば幸いです。

話はすべて、10月の末まで遡る。

実はもうあの頃から、私と生平の仲は少しずつだけど冷えてきてた。
7月から一日もかかさずメールをしてたのに、メールを一日もしない日が増えてきたりもしていて。

それで、10月の最終の一週間は、“このまま付き合うより友達の方がいいんじゃないか”って感じに考える期間で、要するにあの頃すでに私たちは別れていたのだった。

もちろん、別れを提案したのは私だ。
でもあの時と今の状況は全然違う。
だってあの時私が別れを提案したのは、“こんなに冷めてる関係なら生平とは友達の方がいいかもしれない”と思ったからだ。

そして生平もそれを了承した。
「また仲良い友達になれるよね?」って生平に聞くと、生平はいつも決まってこう言っていたからだ。
「うん。だけど、あることをしなかったらね。」と。

でも、その“あること”とは何かを生平に聞いても、「言ったらやらなくなるだろうから言わない。」と言って、私には絶対に言わなかった。
ただ、たった一つだけ言ってくれたヒント。
「今までのことを考えれば分かる。それ以上は言わない。」
こんなヒントで私が分かるはずもなかった。だけど、かと言ってこれ以上生平を問い質す気も無かった。

私は別に別れても、生平に普段と違う事をやるつもりはなかったし、私たちは前みたいな仲良い友達に絶対に戻れるんだと思い込んでいたからかもしれない。

だけど、私はこの“あること”をしてしまったのだ。

そして、この“あること”さえしなかったら、私はたとえ友達でも恋人としてでも…ともかく、今でも生平の隣にいれたかもしれない。

そして、それに気付けなかった私は後々、後悔することになる。

あれは、私たちが本当に別れる2日前の話だ。

放課後、クラスに男子たちが残っていて、私もその輪にいた。
その時、男子たちが私にこう言ってきたのだ。
「中村を助けてやってくれ」と。
話を聞いてみると、どうやら生平は男子の体育のバスケでミスばっかりしたらしく、クラスの他の男子から色々言われてヘコんでいるらしい。

クラスの男子が言う。
「あれは俺たちから見てもいいすぎだと思ったよ。」
「本当、そういう時にこそお前にいて欲しいのにいないし!」
「なぁ、中村のこと助けてやれよ!」

そうみんなから言われたけどその時、私が生平と取りあえず別れてからすでに一週間が経っていた。
その時別れたことはまだ誰にも言って無かったけど、もう一週間も経ったんだし“彼女じゃないんだから出来ないよ”と言うべきだと私は思った。
それに、この男子たちがいてくれたおかげで付き合えたって部分もあるし、生平のことを心配してくれたりするこいつらにはいっとかなきゃな、と思ったのだ。

だから私は言ったんだ。言っていいと思ったから。

そして、事の重大さに気付いたのはその二日後である10月31日、一日大学体験授業の昼休みだった。

私はいつものように生平と話していた。

その時、ふと思ったのだ。
あ、男子たちに別れたのを言ったことを生平に言わなきゃ、って。
私がそう思って生平に言うと、突如生平の顔が変わった。

「…どうして、言ったの?それが一番僕のして欲しくないことなのに。」

まさかと思って驚いた。
もう一週間も前に別れは成立しているのに、“あること”とは、“別れたのを言うこと”だなんて…。

「もう戻らない。もう戻れないから。
何をしても無駄だから。」
静かにそう、私に生平は言った。

その日から、私に対する態度が生平は変わった。
まず、話しかけても「寄るな触るな近付くな。」としか言わなくなった。
3日ぐらいして突然手紙を渡されたけどそこには「メールするな。電話するな。近付くな。こっち見るな。」というような内容が書いてあった。
訳が分からない私は返事を書くと、生平は読まずにすぐに手紙を捨てた。

それと、31日の夜から生平と連絡が取れなくなった。
後から聞いた話、生平は携帯を落としたらしい。
それを聞いて、大学の帰りにどこかで落としたのかなと思ってたけど、周りの男子には「あいつのせいだ。」と言っているらしい。

どうして?なんで?
生平の行動に対して、全く意味が分からなかった。
だけど、いつかは生平も戻ってくるだろう、って正直淡い期待もしてた。

だけど、そのまま一ヶ月が経ってしまった。事態は何にも変わらなかった。
でも、一ヵ月の間無駄に過ごしてた訳じゃなかった。何が悪かったんだろう、ってずっと考えてた。

そして、改めて自分を見直して分かった。
私は、大切なことを忘れていたのだ。

すべては、甘辛に答えがあった。7月の日記。まだ私が生平を中村くんと呼んでいた頃、セミナー合宿で起きた事件。

あの時生平は、“自分の知らないところで自分のことを書かれている”と、私に怒ってきたのだ。
そう生平が一番嫌な事、それは“自分のことを他人にバラされること”なんだ。

私はこれに気付くべきだった。

そう、生平は私にだけに心を開いていたのだ。
生平は普段とプライベートを分ける人で、私と2人でいる時は学校とは全然違っていた。
そして、生平はよく言っていたのだ。
「真朝には、ありのままで接せられるよ。」って。

そう私は、心を開いてくれた生平の思いを踏みにじる事をしたのだ。

ごめんなさい、生平。
“他人の嫌がる事はしちゃいけない”
こんなの、当たり前なのにね。

本当に、ごめんなさい。

そろそろバイトです。
まだ内容がまとまっていませんが、取りあえずこれで投稿します。
また夜になったら増えているかもしれないし、減っているかもしれません。

でもこれが、今まで黙っていた本当のことです。
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