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「やっぱお前永久にないわ」

 
翌日になって
いきなり電話でそう告げられた。

もうあの約束を破るんですか?
破っても先輩には何も有益がないのに

 

『mixiや他人にこの話もしないしメールも電話も会話も一切しないで避ける代わりに、もし評価が変わったらまた会話をする』

一時間も電話を切らないで
罵られ怒鳴り声で捲し立てられても
“永久にメールも電話も会話もしない”だけは嫌で

卒業までに評価が変わらなかったら、そのままでいいと言った。
先輩にとっては実質的に永久にすることだって可能だった。
けれども、全ての希望がなくされるのは嫌で
私が出した妥協案だった。
 
先輩があれほど切りたそうだったのに切らなかったのは
最後だからこそ後悔がないように徹底的に話したかったからだ、と思ってた。

 
だけど翌日になってそう言われて
先輩は違かったってことに気付いた。

 

というか、
先輩にとってはどちらにしても永久だった。
それをあえて取り消したのは何故だろうか
なんでわざわざ一方的に電話をかけてまでそう伝えたのだろう

 
悲観的に見れば
この先まで私のことを見て評価云々を考えるのが面倒になったのかもしれない。切り捨てる方が楽だから。

けれども私的には、
サークル内での私の働きを見ていて良いと思ったら会話ぐらいして欲しい、という意味だった。
ずっと私を見ていて欲しいって訳じゃなかったし、もしもその意味で先輩が言ったのなら
先輩は私に視線を奪われてしまっていることになる。

 
そうじゃなくてもっと現実的に考えると、
先輩は長期化させたくないのかもしれない。
もしあの約束のままでいたら、私と先輩の話は一度片付いてしまう。
先輩にとって評価が変わるまで、私は先輩に直接的には何もしないのだから。

 
そうじゃなくて今何かしたいなら
私に行動させるためにあんなことを言うのかもしれない。

例えば今のままだと、私が電話や会話を避ける理由はなくなる。
だって約束がないのだから。
日記に書かれて困るのは先輩だ。

 

このままではもう一度話さなきゃいけない。
そうじゃなきゃ、私以上に困るのは先輩だ。

 

でも、もっと考えなきゃ
今のままだとまた言いくるめられる。

考えなきゃ
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