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時間が空いてしまってごめんなさい。

文化祭やら色々と忙しくて、遅れてしまいました。
気が付けばもう期末6日前…。

だから、今日書けるだけ書きたいと思います。
本当のことを。

みーくんとの再会を果たした自分ですが、段々と落ち着くようになると今度は、
“どうして何も言えなかったんだ”と自分を責めるようになりました。

せっかくのチャンスだったのに。もう二度と会えないかも知れないのに。
卒業した時に出来なかった事をしなきゃいけない、
みーくんに私は、謝らなきゃいけない。
なのにどうして、何も言わなかったの?

そう自問自答するようになって。


周りのみんなは楽しくカラオケしてるのに、何だか自分だけが余裕のない状態で。
普段だったらこういう場でも、(今はダメだ、みんなの前だから楽しい場にしなきゃ)って思って必死に笑顔を作ったり笑えるようなことが言えるのに、

今はそれが出来ない。


だけど、心臓に必死に“俺がいるって分かった以上、あの人は部屋から出てこない”と言い聞かせた。
それ以前に、“もしかして見間違いで別人だったかもしれない”とまで私は思うようにした。

だけど、ここで私はひらめいてしまった。
“カラオケにいるのなら、絶対あいつもいるはず”と。

私は部屋を出て、電話をかけた。
電話の相手は──林。僕とみーくんの共通の友人。

林は電話にすぐ出た。
そして今どこにいるの?と俺が問うと家、とあいつは言った。
そして私が「今日、カラオケにみーくんがいるはずないよね?」と聞いた。
すると、あいつの答えはあろうことか

「あ、俺と約束してたけど俺、金なくて、あいつはあいつの友達と俺の友達と3人でカラオケに行ってるはずー」と答えた。

確定。
ていうか、林がいたらこの状況がどうにかなったはずなのに。
金払ってやるから、本当来いよ…なんて思ってしまう。

とりあえず会ったことだけ報告して、部屋へ戻る。
とりあえず、落ち着け…落ち着くんだ心臓……。
何故だ。こんなドキバク、ヤツ相手にもなったことねぇよ…。
つぅか、思い起こせばあの人以外でこんなドキバクになんかなったこと無いって言ってもおかしくないかもしれない。

とりあえず、今の俺は明らか変。


忘れよう、とりあえず。気にするな、今は。


そんなことを思っている時だった。
ふとドアの外を見ると、あの人が歩いていた。

前に書いた通りあの人の部屋は反対側で、トイレ行くにも飲み物取りにいくのにもうちらの部屋は絶対通らないはずで。

しかも気のせいか、ドアをのぞき込むように歩いていて…。


心臓はこれでもかってぐらいに五月蝿くて。
でも必死に考えた。みーくんが何故歩いていたのか。

そして思ってしまった。
私を探しているのではないか、と。

今思えば、何この自意識過剰はという感じだけど、
あの時の私は、自分をまるで少女漫画の主人公だと思いこんでいて。

ヤツのことなんて忘れていて。


私は、部屋を出た。
そしてもう一度、林に電話をかけた。

今度の電話は長かったと思う。
色々と林と話した。

私が本人と接触するべきなのか?と聞いたら、「まぁいいんじゃねぇの。絶対逃げるけど」と言われた。
「だから、それが嫌いってことじゃん」と返したら、「そうじゃなくて、恥ずかしくて逃げるんだよ」と林は言った。
……やめて欲しい、こういう場面にそういう都合の良い言葉は。

今まで書いてなかったが、林はみーくんのことに関して嘘を付く。
あいつはきっと、困る俺を楽しんでいるのだと思う。
そしてその言葉を信じてしまう俺を見て、あいつは笑う。
……信じたくないのに信じてしまう自分が嫌だった。
そして、あいつのそんな仕打ちは、すごい辛かった。

でも、それも過去の話。


それ以外にも色々とまた話した。
みーくんが歩き回ってる理由とか、俺はどうすればいいのかとか。
みーくんは毎回いつ帰るの?と聞いたら「最近は7時頃だよ」と林から聞いたりして。(それまで部屋を出ちゃだめかな、とか考えてた)
そんなことを話している時だった。

私の横を、みーくんが通った。


本日3回目のみーくん。
だけど、この時みーくんは、私を見た途端走って行った。

私はそれを見て確信した。
あ、さっき歩き回ってたのは偶然であって、今やっとみーくんは俺のことを気付いたんだな、と。
じゃなきゃあんな反応しないよな、と。


私はわずかにあった期待を捨てざる得なかった。
正直言ってあの時の私は、みーくんさえ望めば、すべてを捨ててでもみーくんの元へ戻ったかもしれないほどの心境だった。

一週間近く、ヤツと会っていなかったせいかもしれない。
いや、それ以上に最近みーくんの夢をみたせいかもしれない。
夢の中で私に優しく微笑む姿を、見てしまったからかもしれない。


ヤツと街を歩いても、気が付けば探している自分がいて。
未だに忘れられない自分がいて。

忘れられないくせに、他の人を愛してしまっている自分がいて。

もう戻れないって、分かってるくせに。


私は自分の心と葛藤しながらも、林との電話を一旦切った。
その際に私は、方針を切り替えることにした上で、林にみーくんへ「今、そっちに真朝がいるよ。会って話したいんだってさ。」と伝えてもらうことにした。

やましい気持ちを捨てたとしても、私はみーくんに伝えなきゃいけない言葉がある。
だから、会わなきゃいけないと思った。

今まで逃げてた分のつけがここで回ってきたと考えて、私はぶつかることにした。
──取り返しのつかないほどの傷を付けたことを、私はまだ直接みーくんに謝っていないのだ。

普通に考えて、
一番信頼を寄せていた彼女が他に男を作って去っていき、自分に残ったのは精神的な痛みで持病が悪化してしまったと考えれば、恨むのは当たり前だ。

──たとえ、その行為に理由があったとしても、俺が傷つけたのは事実なのだから、俺は逃げちゃいけない。


やがて、林からまた連絡があって。
林が本人にメールを送ったところ、ブタのゲームがあるサイトのURLを送られたらしい。
つまり、本人は怒っているということ。


やっぱり、私とあの人は会ってはいけなかったのだと思う。
私は、全てを諦めることにした。
謝りたいという気持ちも、この思いも。
だけど、林は「会ってこい」と言って聞かない。
すると、林はその日いたヅラと電話を代わってくれと言った。
(ヅラと林と俺とみーくんが中学が同じ。林とヅラは同じ部活だった。ちなみに壊琉眼洲もそうだが今日は早退してた)

ヅラに代わると、どうやら林は今回のことに関して簡単に説明しているらしい。
この間のことは私にも分からない。
その後、ヅラは分かったというと、俺に受話器を渡してどこかへ行ってしまった。

私が電話を耳に当てると、「ヅラに呼びに行ってもらったー」と答えが。
私が慌てて止めてももう遅い。そこに、ヅラはいないのだから。

だけど、しばらくしてもヅラが来なかった。
私はハッと気付いた。“絶対、口論してるんだ”と。

林は耳元で大丈夫だよ、と言う。
だけど私は不安でいてもたってもいられなくて、みーくんの部屋の方を見た。
すると、カラオケの個室なのにドアが開けっ放しで……それを離れて見ても、ヅラがいるってことが分かった。

私は、待った。
やがて、ヅラが私の元に来て「来い。」と言って腕をつかんだ。
いつもよりも、ヅラの声が低くて。
いつもよりも、腕を握る力が強くて……。

あまりの強さで引っ張られるから、私は電話を慌てて切った。
林から見れば、突然切れたという感じだ。
私は引っ張られてどこか分からないところへ連れていかれたが、ふと前を見ると5時なのに帰ろうと廊下を歩いてるみーくんと、友達2人がいた。

私が見つけた途端にヅラが、「いけっ!」と強く私を押し出した。
強すぎっていうか……遠心力があまりにも強くて、私は壁にぶつけた。
サンダルが脱げるほどだった。
というか、みーくんとぶつかりそうだった。

私はふらついて追っかけられなくて。
そしたらヅラが追ってくれて、無理矢理みーくんを引き留めて。
そして、そこにはヅラに「邪魔だ」って言ってるみーくんがいた。

もう何が何だか混乱し過ぎて覚えてないけど、俺が覚えてる限り、
ヅラが「真朝が話したいことがあるんだ!聞け!」って言ったらみーくんが「お前には関係ないだろ!」と言って、そのまま廊下で取っ組み合いになった。
他のお客さんも巻き込むほどで、友達2人もぽかーんと見てた。
私も、ただ呆然と2人を見てるしかなかった。

その時だった。
今まで取っ組み合ってるだけだったのに、みーくんが蹴りを入れてきた。

私はその時、私にそんなに会いたくなかったんだってみーくんの思いと、
取っ組み合ってる中、蹴りを入れるなんてズルい、それに俺の友達であるヅラにそんなことするなんて、って思った。

その時、苦しそうなヅラ(実はこの時、ヅラは熱があったそうです;)が俺に「真朝!言いたいことあるんだろ!言え!」と言いながら、必死にみーくんの動きを止めてた。

俺、それを見て何も言えなくて。


やっと声に出来た言葉が
「……いい。だから、もういいよ…。」って一言だけだった。
その時にヅラは力尽きて手を離して、
みーくんはこちらを振り返らずに店から出て行った。


せっかくヅラがそこまでしてくれたのに、って思うかも知れないけど、

今あんな状態のみーくんに何言っても許すどころか受け止めてもくれないから、もっと時間が必要だと感じたことと、
私の友達にあんなことまでするみーくんを見て、もう何も言いたくないと思った自分がいた。


ヅラと無言で部屋に帰ったら、ヅラはすごい疲れてて顔真っ赤で。

俺、そんなヅラを見たらどうしようもなくて。
俺のためにやってくれたヅラに申し訳なくて。

気がつけば、涙が溢れてて。
泣く予定なんて一切無かったのに、涙が止まらなくて。
俺、人前であんま泣かないのに、もうどうしようもなくて。

そしたらヅラが慌てて、「お前じゃない、水無瀬にキレてただけだから!」って言ってくれて、「泣くな、笑え!」って何度も俺に言ってきた。

俺も泣くだけ泣いて、すぐ笑ってマイク握って、
青のり歌った。


この場でその歌がバカウケするはずがないんだけど、
今はこの曲を一番歌った方がいいと思った。

元の真朝に戻らなきゃ。
真朝は笑いだけが取り柄なんだから。


その日の夜、相模湖の花火大会に行った。
林が慌てて来てくれて、付き合ってくれた。

俺があの時の状況を説明した上でふと、「俺のせいで早く帰っちゃったのかなぁ」って言ったら林は慌てて「カラオケ終わるのは5時なんだよ。それで、ゲーセン寄ったりして家着くのは7時なんだって!」と言った。

その時、初めて林の嘘の意味が分かって。

こいつ、俺が傷つかないようにずっと、嘘付いてくれてたんだって気付いて。
その時言葉では言わなかったけど、心の中で林にいっぱい感謝してた。


翌日、家にヅラが来て、2人で部屋で話した。
林はどうやら、ヅラにあまり詳しい話はしていなかったみたい。
それで僕は、昔話からヅラに説明した。

僕らの出会い、幸せな日々、そして別れ。
別れの意味、それからの2人。そして…。

結局、俺がバイトの時間になるまでヅラはいてくれて。
気が楽になった。ありがとう。


この話とは関係ないようなあるような別話だけど、
僕が中学の時にどんなことがあったのか言ったら、別の男子には信じて貰えなかった上色々言われて、それ以来少し男子への絶望感があった。
その話をヅラにしたら、ヅラは俺を責めないで逆に分かろうとしてくれた。
それが、すごい俺にとって嬉しかった。ありがとう。



今振り返って、俺が長い間、みーくんを求め続けたのは、みーくんの本当の姿に目を向けようとしなかったからだと思う。
俺と別れた時から、あの人は俺への態度は冷酷になったのに、それを受け入れられずにずっと付き合ってた頃のみーくんのことばかり考えてた。
夢の中のみーくんも、いつのまにか作り上げてしまった理想のみーくん像以外はめったに出てこなかった。

でも、今回本当のみーくんとぶつかってみて、やっと理解できたと思う。
僕はもう、幻影は追わない。


そして、今回のことで分かったのは、僕はたくさんの人に支えられていること。
そして、一番大切な人を失いかけていたこと。

当たり前過ぎて、近くにいすぎて、それが分からなかった自分に反省。
改めて、僕なんかの友達になってくれて僕のことを考えてくれるみんなと、僕なんかを支えて愛してくれる彼氏であるヤツに感謝します。

……特に、ここだけの話。

実は僕、別れた後半年くらいはみーくんから寄りを戻そうって言われてたんですよ。
だけど、みーくんは僕に条件を突きつけました。

それは、『すべての男友達と縁を切ること』

浮気した俺が悪いからそんな条件を突きつけられてもおかしくないのですけど、
やっぱりそれは、俺には出来ませんでした。

その理由は中1の時──。

中1の時、俺と林がケンカになって俺がマジ切れした際に、俺は逃げ回る林を捕まえて、ボコボコにしようとしてた。
自分の精神が、止められなかった。

そしてもう少しで捕まえれるって時に、目の前に突然男友達が出てきて、腕を広げた。
その時ふと、『このまま突っ込めば、俺はこいつとくっつくぞ?!』と理性が戻って、俺は自分を止められた。
止まった途端、涙が止まらなくて、その時はクラスの女子みんなが「どうしたの?!」って来てくれた。

その時に、友達という存在と男友達っていう存在がすごい大切だって改めて実感した。
みーくんは同じ教室にいたけど、座ってただけだったから。


そんなことがあったから、俺には男友達をなくすなんて考えられなくて。
というか、男女関係なく俺は友達を大切にしたくて。
だから、みーくんのことも大切だったけど、戻ることは出来なかった。

今、はっきりとその決断に後悔はないと思う。
正直言って、今までは後悔することも多かったけど、
やっぱり私は、身近に存在する友達の助けがあるから今までいた訳であって、
それを理解できないのなら、付き合うなんて無理だろうし。


ただ、僕は諦めてない。
何がって、みーくんに謝ること。
たった1年ちょっと再会できたんだもん。
僕らはまたすぐ、出会うはず。
そしたらまた、謝りたいと思う。
今度はお互い冷静に対応出来ればいいと思う。
みーくんにも、たとえ許すことは出来ないとしても、僕が悪いと思ってることだけは知っていてくれると嬉しい。
悪いとも思わず、罪を繰り返す存在とだけはどうしても一緒にされたくない。


僕を支えてくれる人たちに感謝を。
そして当たり前の日々に、感謝を。

また、ネト友にも相談にのってもらえて嬉しかったです。
直接は会えないけど、僕にとっては友人に変わりないです。
結果は↓にあります。

最後に相模湖の花火は、八王子の花火の数億倍大きかったです。


支離滅裂な内容でごめんなさい。
瀬戸真朝

僕がこの話を書こうと思ったのは、
8/1以降みーくんがほぼ毎日甘辛にアクセスするようになり、
真実を知りたいのかな、と思ったからです。
(アク解見たら、本音・グチカテゴリーばかり見ていたので)

それと、みーくん。
きっと、僕の秘密に気付いてしまったかもしれないけど、
そっとしていてくれると嬉しいです。
これだけは、どうしても僕も守りたいから。
絶対、君のテリトリーは荒らさないようにする。
だから、許して下さい。

本当に最後に、僕が甘辛に日記を残すのは、多分コレが本当の最後だと思います。
次ブログは少し探せば見つようにしますので、よろしくお願いします。


ありがとう。
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