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今日は精神的に参っちゃってるんで笑えるネタ全く書けません。
本当に暗いネタだし、笑い目的な人には見て欲しくない。
これが本当の私なんだと、受け止めれる方のみ閲覧して欲しいです。
そして出来れば考えて欲しい。

実は最近の話ですが、ついに道豚堀にあのことを言ったんですよね。
その話について。

あのこと、で分かんない方は見ても仕方ないし男性閲覧者には理解しがたい内容ですが。


そもそも道豚堀に言った訳は、道豚堀があまりにしつこくあいつの話をするのでやめて欲しいといったところ、「なにがあったかちゃんと言えばもうあいつのことについて話すのはやめる。」って言うから、言いました。

確かに、道豚堀に話してもこの話は絶対に通じないし、嘘つきで口が軽い道豚堀に言うのはためらった。
でも、あいつの話をされたら、やっぱ俺も気分良い思いはしないから。
だから、言えばやめてくれるかな、って思った。

それ以外にもある。
俺じゃないもう一人の人はあいつの名前を聞くだけであの現場をフラッシュバックすると言う。
そういう話を聞くと、辛かった。
だからやめて欲しいと思ったし、それに、言えば俺の気持ちも楽になるかな、って思った。
言ってぶっちゃければこの傷は楽になるかなって。

でも、そこから間違いだったんだ。


道豚堀はその話を聞いた時は、ある程度なら理解してくれた。
そして、道豚堀は真剣に「先生に言った方がいい。他人のこと考えるのは分かるけど、同じことがもう一度起きるかもしれないのだから。お前の身が危ないしまた同じ出来事でもっと被害者が増える。あいつの為にも良くない。」って言ってくれたんです。
正直、ここまで言ってくれる道豚堀の一面に感動した。

さっき、例に言った通りこの話は何人かに話してる。
でも、異性で分かってくれる人は皆無に近かったと思う。同性でさえ、全く分かってくれなかった人もいる。ジョン君でさえ、分かってくれていない。
だから、道豚堀のその言葉には本当に感動した。

でも、私は先生にはどうしても言えなかった。

戦う気はある。でも、そうなるともう一人の子の問題は必ず出てくる。

その子は俺より傷が深いから、私はどうしても大きな問題にしたくなかった。

俺は、俺なりにその子が好きだから、その子の辛い顔は見たくなかった。



だから私は、そのことを道豚堀に分かって欲しいから、ついその子の名前を道豚堀に言ってしまった。

それがだめだったんだ。最低な自分なんだ。





今日、道豚堀が私とその子でいる時、約束したはずなのにしつこく、わざとそいつの話をしてきた。



確かに、道豚堀に言えばこうなることは分かってた。

でも、でも、この話だけは、この話だけは理解してほしかったんだ。





そして思った。

道豚堀はこうなった以上、この弱みにつけ込む。

傷つけたくなかったから言ったはずなのに、私は自ら大切な子を傷つけてしまうんだ。





さっき、そんな話をしていたのにも関わらず、なおも冗談を言い続ける道豚堀。

私は道豚堀の腹に一発、入れた。

今の冗談が悪かったのかな、という顔をしている道豚堀に「俺が怒ってるのは、このことじゃない。分かるよね?」って言って、もう一度頭を殴って今までその子といたのに、俺は走って教室に一人で帰った。



今日のことで絶対に、その子は私があのことを道豚堀に、それもその子の名前まで入れて言ったことに気付いたと思う。

だから私は、教室に帰ってから自分が最低だと思って泣いていた。

だって、道豚堀に言えばそうなるってこと分かってたのに。

傷ついて欲しくないからしたことが、益々傷を増やしてしまった。

自分の身勝手さで、その子を傷つけてしまった。



言って自分が楽になりたい、そんな安易な考えで行動した自分が最低な奴で。

言ったことに後悔ばっかした。

その子には絶対、嫌われたって思った。

周りの空気はただただ平和に過ぎていくのに、私だけ取り残された気分だった。





それは休み時間の話で、5時間目は選択だから重い足で教室に行くと同じ選択のその子が、

「真朝真朝!さっき置いてってごめんね!席とっといたから!」って言ってきて。



ばかだね、あんたじゃなくて私が置いてったのに。

そう思ったけど、その子が私に笑いかけてくれるだけで、ありがたい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいでただただ泣くだけしか出来なくて。



泣いてる私を心配してくれるその子に、私はやっぱり本当のことは言えなくて。

その子がこうしてくれるのは、言ったことに気付いてないだけなのかもって思うと、言うのが怖くて。





その子と別れてからも殆ど泣きっぱなしで。

道豚堀がさっきのことがなかったかのように話しかけてくるのが信じられなくて。

ただ、ただ、涙を流さなくても、心の中で泣くだけで。





放課後に、このことを言おうと思って穂積の元に行ったら、また泣けて来ちゃって。

すると穂積が「あのさー、俺の近くで泣かないでくれない?」って迷惑な顔して。

ムカッときた私は「あんたがあの時助けてくれればこんなことにはならなかった。」って言った。

すると、穂積は「全部俺のせいかよ。」って怒りだした。



私はこの反応にむかつくというか、呆れるというか、ともかくやり場のない怒りを感じて。

でも、所詮私たちはセフレだから仕方がないと思うしかなくて。





正直、私が心が痛いのはあいつのその行為じゃなくて、あいつからその行為を受けたせいで出来た傷を理解してくれない周りの反応で。

その度に私は、“あいつがあんなことをしなければ。”って思う。



特に、男子からの反応が最悪で。

今まで、私がここまでされて男性恐怖症にならなかったのはジョン君という、史上最高な男の人を知っていたから、“男はこんな奴だけじゃない”って思ってたからだけど、そのジョン君がこの話を聞いた時に「あっそ。ふーん。」みたいな反応が、益々男についてのイメージを下げていって。





ここまで書けば、今日の話が何を指してるか分かると思うけど、

正直、私にとって男って、幼くて、薄情で、性欲の固まりしかないと思う。



もちろん、そうじゃない人もいるのは分かってる。

でも、そんなの俺にとっては抹茶だけで。

男という生き物に嫌気が指す。



もう嫌で、消えてなくなりたい。

誰か助けて。 そんな気持ち。





最後に、これだけ。

ジョン君、15歳の誕生日おめでとう。
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