高校２年生の自分

僕は、僕が嫌いだ。
だけど僕は、何事も本気でやってきたつもりだ。
手を抜いたことはない。

だけど今、足下が揺らいでる。
自分に自信が持てなくなってしまった。

笑いたきゃ笑えばいい。
そう思っていたはずだ。
こんな俺を認めてくれる人だけそばにいればいい、と思っていたはずだ。

いつからだろう。
気がつけば、誰からにでも好かれたいと思う自分がいた。

たった一人、認めてくれる人がいればいいと思ってたのに、
多くの人に存在を認めて欲しいと思う自分が今いる。

これは良いことなのか？
進化なのか、退化なのか？
幼い私には、まだ判断が出来ない。

変わらなきゃ、いけない。
漠然とした思いを、現実に手に入れるために。

道化師のような自分を、今までずっと甘やかしていた。
同じような人間を、嫌いになれない自分がいた。

変わらなきゃ、いけない。

本当の僕を理解出来ている人はまだまだ少ない。
だけど、僕も他人を理解していかなきゃいけない。

高校三年間で出来るようになりたいこと。
人の考えていることを、分かるようになりたい。
それが出来なきゃ、いつまで経っても私は私のままだ。
こんなちっぽけな私のままだ。

これが、高校２年生になった僕の言葉。