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7月31日。

真朝にとってさよならの日。
みんなと…ぽちと、さよならを決めた日。

やっと最近ネタです。
だいぶ更新溜まってて申し訳ないです。
待っててくれる人がいたからこそ、真朝はここにいます。

本当にありがとう。

7月31日。

今日はH市の花火大会だ。
そして、Gは明日日本を旅立つ。

Gは穂積と花火に行くと言っていたから、男2人で何が楽しいのだろう?wと思ったけど、真朝はお邪魔だから2人で行かせることにした。
去年は俺のわがままで穂積とは俺の友達の家で一緒に見てもらったしね。

そんなことで真朝はA♀とK♂で行こうと思っていた。
(補足 A親友 K男友達)
そんな31日。

ネットをしていたら窓の外にGがいた。

真「どうしたの?」
G「誘いに来た〜」
しばらくして穂積も外にいた。
仕方なしに下に行く。

真「男2人でデートじゃなかったの?俺、いいよ。ホモならw」
G「男2人だと思ってなかったんだよ〜!お前もいるかと思ってた。」
真「だって2人で行くって穂積言ってたじゃん!」
穂「つまんないって今気付いたんだよ!ともかく来い。(強引にチャリの後ろへ)」
真「(振り切って)はぁ?こっちは友達と約束だってあるんだよ〜!」
穂「じゃあ、他にいるのかよ。」
真「うーん…」

なんで俺が考えるの?と思いつつ、ひらめき。

真「…ぽちは?」
穂・G「あ、いいねぇ!」
真「じゃあ、誘って来なよ」
穂「ダメなら真朝ね。ってか乗せてくから。」

…σ(´∀`*)スペア?w
ってか、約束あるんですけど。

音信不通のぽちなので家に向かう2人。

そして真朝は仕方なしに友達の約束を丸め込む(最低)
だって穂積に強引に連れてかれたら断りの電話もいれられないじゃん。

2人帰って来る。
「ぽち(○○)来るって〜」


……
………σ(´∀`*)?

なーんだ、花火おわずけか
…(;_;)

穂積に言う。
「お前が強引に連れてくって言うから約束断っちゃったじゃん!」
「俺、そんなこといってないよ!」
ほほぅ?

結局、言い合い。
話の焦点は“ぽちか真朝か”
真朝はもういいので「(見たいけど)最後だし、3人で行ってきなよ」
Gは「(ぽちと真朝がどうだか知らないけど)早く行こうよ。真朝もいいって言ってくれてるし」

肝心の穂積。
「………(下向いて自分の買ったペットボトルのビニールを取っている。)」
出たよ。

こいつの一番嫌なこと。
はっきり言わないこと。

仕方なしに普段甘えん坊の真朝が母真朝に

「穂積ぃ〜?どうしたいか言わないと分かんないよ?だいたい穂積が悪いんじゃん。俺は別にいいから行っておいでよ。もう時間がないからハッキリしようよ」
「…(無視)」
G「穂積!行かないと時間ないんだよ。」
「(無視)」
真「穂積!いいかげんはっきりしなさい!」
「(無視)」
G「自転車乗って!行こう!」
「(動かない。ただペットボトルと遊んでる。)」

漢か、お前。

真「じゃあ、4人で行きたいの?」
「(首を下に動かす)」

正気か、お前
あのさぁ、一応穂積ってぽちから俺を奪った人よ。
何回ぽちにトイレ呼び出されたと思ってるの、あんた?

真「そんなこと出来ると思う?じゃあ、行動してみな!『真朝が来ることになっちゃったんだけど、いい?』ってメール送ってみなよ!それから言え!」
穂「(首を下に下げて“うん”)」

………。
まぁ、いいさ。
どうせ真朝はお邪魔虫だ。

とりあえず、メールを送ってF公園(会場)へ。
ダメなら真朝は帰る。そう決まっていた。

席が取れたのでバリッチッチ(うちの地域では“いっせいのせ”)を3人でやる。
負ければかき氷をおごるという訳。

「いっせいのせ4!」
「いっせいのせ3!」

さて、負けたのは穂積

タダ氷♪タダ氷♪
3人で1つの氷を食べる。おいしかったな。

そんな時にメール返信。
真朝帰る準備。

返信内容

「件名→超名案♪
俺とG、穂積と真朝(名字)でいればいいじゃん♪」


このメール見た瞬間、真朝逃亡。
そう、気付いたのです、やっと。


今から会う人は“あの人”ではない、“赤の他人”なんだ。っと。

真朝はプライベートではあの人がいてくれるって信じてた。疑いもなく。

でも違うんだ、“あの人”なんてもういないんだ。
このメールを見てそう思った。

“あの人”は真朝が作った空想上の理想の人物なんだ。
別れた時に“消滅”してしまったんだ。

やっと分かった。あの私に微笑んでくれる私だけのそう、“みーくん”はもう、いないんだ。どこにも。

そう考えると、もう無理だった。
会いたくなかった、“赤の他人”なんかに。

自分の大切に想っていた人はこの世にいない。
そんな事を突然知ったら誰だって悲しいだろう。

いなくなりたかった、あの人のいない世界から。
どうして今まで私は“当たり前のように”この世界を生きていたのだろう。

どこまでも走りたかった。どこまでも。
あの人のいる場所まで、どこまでも。

でも、真朝の足は儚い。
クラスの後ろから2番目だ(過去ログ参照)

早速捕まる。
無理もない、穂積と俺は50mのタイムが1秒差があるw

でも、しばらく話せなかった。
いないことが認められなかった。

2人が心配している。
無理もない、2人は訳を知らない。

だから私は“笑う”、2人の為に。
でも、いつだって泣けた。
江國香織様(大好きですw)の本のタイトルを借りさせて頂くと、
『号泣する準備は出来ていた』ということになる。

誰かが壊れそうな私をやさしく抱きしめてくれたらいつだって泣けた。本当に。

2人は気付かない。
無理もない、真朝の“ポーカーフェイス”
そんなの得意じゃないけれども今なら出来る、何でも。


穂積がぽちを迎えに行ってる間、真朝はGと話していた。
Gが「俺、何にも個性ないんだよね〜。すっげぇ悩んでる」と言う。
そんなことないと思う。Gは優しいし面白い。
いつか、自分の良さが認められる日が来ると思うけど。

真朝だって、あの人に会うまでは自分に自信なんて、何にも無かった。最低だもん、俺なんてって。
でも、責めてても仕方ないんだ。って思えた。
それはなんでかと言うと…やっぱあの人のおかげかな。

真朝は“あの人”で生きてるんだな、って思った。
もちろん、他の人の力もあるけれど、
−−−真朝の元の骨組みはあの人なんだ!

“ぽち”が穂積に連れられて来る。
目も合わない、無理もない。
真朝はとっくにぽちの“赤の他人”だから。

視界からブラックアウトされたのだ。
真朝がいるなんて思ってない、ぽちにとって今日は“3人”なんだ。

−果たして、真朝にこんな事が出来るのだろうか…?−

いや、できっこない。
真朝にとってあの人は永遠の…。

でも、今のぽちとはさよならをしなきゃ。
“赤の他人”なんだ、ぽちは。
“誤解”に気付いた今、これ以上真朝は迷惑をかけれない。

でも、どうしても“あの人”がいいんだ。
絶対に会いたい。会って謝りたい。
分かってくれるまで謝りたい。

花火が上がる。
花火の方を向くとぽちが見える。
それなのに、“あの人に会いたい”と思ってしまう。

そうなんだ、真朝は“ぽち”に恋をしている訳ではない。
“あの人−仮想人物”だ。
いや、厳密に言うと“過去にいた人”

「…まだするの?」
「…うん…」

会いたい、あの人に会いたい。
会いたくて仕方ない。

でも、会えない。
それでもいつか会いたい、いつか絶対。

…そんなの無理だと思う。
でも、そう会えると思いたい。いつか絶対に。

でも怖い。
…最近、あの人の記憶がなくなっていく。
それが怖い。2人で過ごした1分1秒を忘れたくない。

でも、思い出せないんだ。
抱きしめられた次は握手だったっけ?
そういえば、なんで握手をしたんだろう…?
嬉しかったことだけは覚えているのに。

…思い出せない。
怖い、怖い。
どんどんあの人が消えていく。

ケンカの原因はなんだったっけ?
毎日話した会話の内容は?
私とあの人の共通点は?

どんどんいたはずのあの人が“仮想人物”になっていく。
記憶がそのうちこう言い出すんだ。
『あの人なんていなかったんだよ』って。

だから、今の私には過去が大切。
…中1の時と同じだ。小6に戻りたいって、毎日アルバムをめくっていた日々。
結局、真朝は高の時から何も進歩していない。

ただ、当たり前だけど穂積と別れたいとは思ってない。
それは、本当に穂積を愛しているから。
許し合うことを分かってるから。
穂積とぽちは別問題って自分でも分かってるから。
ぽちの事をどう処理するかは“自分の問題”だから。

長くなっちゃったけど、言いたいことはただ一つ。
これ以上、オフの真朝を知っている人達に迷惑はかけられないから、今日でお別れ。
自分の気持ちはよく分かったしね。
これ以上、真朝の不用心な一言で人を傷つけたり、迷惑にはなりたくないから。

サイト移転メッセージは今から書きます。
明日には移転完了となってるでしょう。

今まで本当にありがとうございました。
まさかこんな日記を結構多くの人が読んでくれるとは思わなかった。
「まだ書かないの?」という言葉が嬉しかった。

こんな終わり方にしてごめんなさい。
でも、これからは真朝にとって“第3ステージ”なんです。丁度区切りもいいからここで終わらせて頂きます。

本当に、今までありがとう。

管理人 真朝
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