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ていうか、俺自身もまっちゃに同じ事してるから被害者面する気はないんよ。
俺はあの時、止められなかったしね。
だから某氏を責める気は全くないんですよ。
多分該当者は見てないけどここ注意ね;
ていうか、俺の時もまっちゃの時も主犯はあの子だよな……なのに憎めないんだからどうしたことだか。
奴に悪気はあるのにね。
ちなみにあの夜も話したけれど、その後のターゲットが俺の某友人になった時は物凄く安心したね。感謝した。
そう思う自分が最低だって分かっていたけれども。
だから僕は被害者にも加害者にもなったってこと。
でもねやっぱり、そうやって敵を作らなきゃ上手くいかないクラスっておかしいと思ったんだよ。
だから3年の間、クラス会をしなかった訳で。
そしてみんな大人になって、そんなことしなくてもよくなって良かったと思うよ。
正直、春のクラス会も怖かったからね。
でも、当人たちに話せて良かったと思う。
改めて、まっちゃをすごいと思ったよ。
たとえ完全には許せなくても、許すって言ってくれた事に。
やっぱまっちゃってすごいよ。
以上、微妙に私信混ざり気味でした。
俺はあの時、止められなかったしね。
だから某氏を責める気は全くないんですよ。
多分該当者は見てないけどここ注意ね;
ていうか、俺の時もまっちゃの時も主犯はあの子だよな……なのに憎めないんだからどうしたことだか。
奴に悪気はあるのにね。
ちなみにあの夜も話したけれど、その後のターゲットが俺の某友人になった時は物凄く安心したね。感謝した。
そう思う自分が最低だって分かっていたけれども。
だから僕は被害者にも加害者にもなったってこと。
でもねやっぱり、そうやって敵を作らなきゃ上手くいかないクラスっておかしいと思ったんだよ。
だから3年の間、クラス会をしなかった訳で。
そしてみんな大人になって、そんなことしなくてもよくなって良かったと思うよ。
正直、春のクラス会も怖かったからね。
でも、当人たちに話せて良かったと思う。
改めて、まっちゃをすごいと思ったよ。
たとえ完全には許せなくても、許すって言ってくれた事に。
やっぱまっちゃってすごいよ。
以上、微妙に私信混ざり気味でした。
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あの夜、誰にも言えなかったことを、よりによって本人たちの前で言えたことに、私自身がびっくりしてる。
俺が小6の時のクラスの仲間を見切りを付けた時の話。
6―3を一番のクラスだって言えなくなった時のこと。
6ー3が一番じゃないって思ってから、中学生活が楽しめるようになったと思う。
だから良い事だったのかもしれない。
でも、6ー3の仲間の中で特に仲良かった友達にさえずっと言えなかったくらい、傷ついたこと。
だから私は、クラス会をすることをやめた。
分かっていたんだ。
6ー3は誰かを犠牲にすることで団結し、成り立っていたクラスなんだって。
だから、裏切られても仕方ないって思った。
みんなで嫌われ役を交代して成り立ってたから。
でもね、あの中でどうしても、
たった一人だけには裏切って欲しくなかったんだよ。
みんなから笑われたって構わなかったけど、その人の笑い声が聞こえた時、
私は胸がはち切れられるような思いだった。
それを本人に言ったら、その人は何も言わなかった。
でもその後、普通に話してくれて。
しかもいつもなら私からじゃないとメールくれないのにあっちからくれたりして。
すごい嬉しかった。
高3になった今、クラス会をやって良かったと思う。
少し成長した今だから受け止められる事もあるし。
もし、該当してる人がここ見てたら、いつも通り接してね。
その時いなかった迦楼羅やまっちゃ、ゆかには言ってない話だけども機会があれば。
謝られて欲しくもなかったんだ。
ただ、知って欲しかっただけで。
わがままだけども。
そんなことかよ、って一人は言ったけど、
私はまだ、あの寒い廊下で一人ずっと泣いてたことを思い出すと涙が出る。
だから未だに、みんなを許すことは出来ない。
その日から、私は楽しかった6年の日々を追うのはやめたよ。
むしろ、思い出したくもなかった。
みんな3組が好きだから、ずっと言えずにいたけれど。
もしもあの中に3人がいたら、多分裏切られてたことに立ち直れないくらい傷ついただろうな。
だからいなくて良かったと思う。
でもいたら助けてくれたかな、なんて思ったりもして。
きっと私はあの場所にもう二度と行けないと思う。
どんなに泣いても叫んでも、
無駄だって知ったのは、あの日だったと思う。
あの時は忘れてたよ。
5年3組は“昨日の友は今日の敵”っていうのが当たり前だったクラスだってことを。
寒い寒い廊下
冬の真夜中 午前2時
非常階段の緑のランプが光ってる
叩いても叩いても、開かない扉
泣いても叫んでも、聞こえるのは笑い声
誰も助けてはくれなかった夜
仲間が仲間じゃなくなった日
私はあの日、楽しかった過去を捨てた
もう振り向かないと誓った日
忘れたはずの夜
忘れられない夜
俺が小6の時のクラスの仲間を見切りを付けた時の話。
6―3を一番のクラスだって言えなくなった時のこと。
6ー3が一番じゃないって思ってから、中学生活が楽しめるようになったと思う。
だから良い事だったのかもしれない。
でも、6ー3の仲間の中で特に仲良かった友達にさえずっと言えなかったくらい、傷ついたこと。
だから私は、クラス会をすることをやめた。
分かっていたんだ。
6ー3は誰かを犠牲にすることで団結し、成り立っていたクラスなんだって。
だから、裏切られても仕方ないって思った。
みんなで嫌われ役を交代して成り立ってたから。
でもね、あの中でどうしても、
たった一人だけには裏切って欲しくなかったんだよ。
みんなから笑われたって構わなかったけど、その人の笑い声が聞こえた時、
私は胸がはち切れられるような思いだった。
それを本人に言ったら、その人は何も言わなかった。
でもその後、普通に話してくれて。
しかもいつもなら私からじゃないとメールくれないのにあっちからくれたりして。
すごい嬉しかった。
高3になった今、クラス会をやって良かったと思う。
少し成長した今だから受け止められる事もあるし。
もし、該当してる人がここ見てたら、いつも通り接してね。
その時いなかった迦楼羅やまっちゃ、ゆかには言ってない話だけども機会があれば。
謝られて欲しくもなかったんだ。
ただ、知って欲しかっただけで。
わがままだけども。
そんなことかよ、って一人は言ったけど、
私はまだ、あの寒い廊下で一人ずっと泣いてたことを思い出すと涙が出る。
だから未だに、みんなを許すことは出来ない。
その日から、私は楽しかった6年の日々を追うのはやめたよ。
むしろ、思い出したくもなかった。
みんな3組が好きだから、ずっと言えずにいたけれど。
もしもあの中に3人がいたら、多分裏切られてたことに立ち直れないくらい傷ついただろうな。
だからいなくて良かったと思う。
でもいたら助けてくれたかな、なんて思ったりもして。
きっと私はあの場所にもう二度と行けないと思う。
どんなに泣いても叫んでも、
無駄だって知ったのは、あの日だったと思う。
あの時は忘れてたよ。
5年3組は“昨日の友は今日の敵”っていうのが当たり前だったクラスだってことを。
寒い寒い廊下
冬の真夜中 午前2時
非常階段の緑のランプが光ってる
叩いても叩いても、開かない扉
泣いても叫んでも、聞こえるのは笑い声
誰も助けてはくれなかった夜
仲間が仲間じゃなくなった日
私はあの日、楽しかった過去を捨てた
もう振り向かないと誓った日
忘れたはずの夜
忘れられない夜
あの夜、誰にも言えなかったことを、よりによって本人たちの前で言えたことに、私自身がびっくりしてる。
俺が小6の時のクラスの仲間を見切りを付けた時の話。
6―3を一番のクラスだって言えなくなった時のこと。
6ー3が一番じゃないって思ってから、中学生活が楽しめるようになったと思う。
だから良い事だったのかもしれない。
でも、6ー3の仲間の中で特に仲良かった友達にさえずっと言えなかったくらい、傷ついたこと。
だから私は、クラス会をすることをやめた。
分かっていたんだ。
6ー3は誰かを犠牲にすることで団結し、成り立っていたクラスなんだって。
だから、裏切られても仕方ないって思った。
みんなで嫌われ役を交代して成り立ってたから。
でもね、あの中でどうしても、
たった一人だけには裏切って欲しくなかったんだよ。
みんなから笑われたって構わなかったけど、その人の笑い声が聞こえた時、
私は胸がはち切れられるような思いだった。
それを本人に言ったら、その人は何も言わなかった。
でもその後、普通に話してくれて。
しかもいつもなら私からじゃないとメールくれないのにあっちからくれたりして。
すごい嬉しかった。
高3になった今、クラス会をやって良かったと思う。
少し成長した今だから受け止められる事もあるし。
もし、該当してる人がここ見てたら、いつも通り接してね。
その時いなかった迦楼羅やまっちゃ、ゆかには言ってない話だけども機会があれば。
謝られて欲しくもなかったんだ。
ただ、知って欲しかっただけで。
わがままだけども。
そんなことかよ、って一人は言ったけど、
私はまだ、あの寒い廊下で一人ずっと泣いてたことを思い出すと涙が出る。
だから未だに、みんなを許すことは出来ない。
その日から、私は楽しかった6年の日々を追うのはやめたよ。
むしろ、思い出したくもなかった。
みんな3組が好きだから、ずっと言えずにいたけれど。
もしもあの中に3人がいたら、多分裏切られてたことに立ち直れないくらい傷ついただろうな。
だからいなくて良かったと思う。
でもいたら助けてくれたかな、なんて思ったりもして。
きっと私はあの場所にもう二度と行けないと思う。
どんなに泣いても叫んでも、
無駄だって知ったのは、あの日だったと思う。
あの時は忘れてたよ。
5年3組は“昨日の友は今日の敵”っていうのが当たり前だったクラスだってことを。
寒い寒い廊下
冬の真夜中 午前2時
非常階段の緑のランプが光ってる
叩いても叩いても、開かない扉
泣いても叫んでも、聞こえるのは笑い声
誰も助けてはくれなかった夜
仲間が仲間じゃなくなった日
私はあの日、楽しかった過去を捨てた
もう振り向かないと誓った日
忘れたはずの夜
忘れられない夜
俺が小6の時のクラスの仲間を見切りを付けた時の話。
6―3を一番のクラスだって言えなくなった時のこと。
6ー3が一番じゃないって思ってから、中学生活が楽しめるようになったと思う。
だから良い事だったのかもしれない。
でも、6ー3の仲間の中で特に仲良かった友達にさえずっと言えなかったくらい、傷ついたこと。
だから私は、クラス会をすることをやめた。
分かっていたんだ。
6ー3は誰かを犠牲にすることで団結し、成り立っていたクラスなんだって。
だから、裏切られても仕方ないって思った。
みんなで嫌われ役を交代して成り立ってたから。
でもね、あの中でどうしても、
たった一人だけには裏切って欲しくなかったんだよ。
みんなから笑われたって構わなかったけど、その人の笑い声が聞こえた時、
私は胸がはち切れられるような思いだった。
それを本人に言ったら、その人は何も言わなかった。
でもその後、普通に話してくれて。
しかもいつもなら私からじゃないとメールくれないのにあっちからくれたりして。
すごい嬉しかった。
高3になった今、クラス会をやって良かったと思う。
少し成長した今だから受け止められる事もあるし。
もし、該当してる人がここ見てたら、いつも通り接してね。
その時いなかった迦楼羅やまっちゃ、ゆかには言ってない話だけども機会があれば。
謝られて欲しくもなかったんだ。
ただ、知って欲しかっただけで。
わがままだけども。
そんなことかよ、って一人は言ったけど、
私はまだ、あの寒い廊下で一人ずっと泣いてたことを思い出すと涙が出る。
だから未だに、みんなを許すことは出来ない。
その日から、私は楽しかった6年の日々を追うのはやめたよ。
むしろ、思い出したくもなかった。
みんな3組が好きだから、ずっと言えずにいたけれど。
もしもあの中に3人がいたら、多分裏切られてたことに立ち直れないくらい傷ついただろうな。
だからいなくて良かったと思う。
でもいたら助けてくれたかな、なんて思ったりもして。
きっと私はあの場所にもう二度と行けないと思う。
どんなに泣いても叫んでも、
無駄だって知ったのは、あの日だったと思う。
あの時は忘れてたよ。
5年3組は“昨日の友は今日の敵”っていうのが当たり前だったクラスだってことを。
寒い寒い廊下
冬の真夜中 午前2時
非常階段の緑のランプが光ってる
叩いても叩いても、開かない扉
泣いても叫んでも、聞こえるのは笑い声
誰も助けてはくれなかった夜
仲間が仲間じゃなくなった日
私はあの日、楽しかった過去を捨てた
もう振り向かないと誓った日
忘れたはずの夜
忘れられない夜
拒絶された。
やっぱり助けてくれないんだ。
明日じゃダメなのに。今じゃなきゃダメなのに。
学校行きたかったな。
担任の授業受けたかった。
だけど今から行ったってどうせ寝ちゃうから。
先生ごめんね。でも担任のこと、高校の先生の中で二番目に好きだよ。
眠りたいな。深い眠りを。
この間の合宿の時はよく眠れたのに。
多分今年は無理だと思うんだ。
今の私がこんな状態じゃあ。
こんな檻からいい加減出ないと私は何も出来ない。
幸せになりたかったな。
深い眠りはいつやってくるのでしょう。
会いたいよ
やっぱり助けてくれないんだ。
明日じゃダメなのに。今じゃなきゃダメなのに。
学校行きたかったな。
担任の授業受けたかった。
だけど今から行ったってどうせ寝ちゃうから。
先生ごめんね。でも担任のこと、高校の先生の中で二番目に好きだよ。
眠りたいな。深い眠りを。
この間の合宿の時はよく眠れたのに。
多分今年は無理だと思うんだ。
今の私がこんな状態じゃあ。
こんな檻からいい加減出ないと私は何も出来ない。
幸せになりたかったな。
深い眠りはいつやってくるのでしょう。
会いたいよ
拒絶された。
やっぱり助けてくれないんだ。
明日じゃダメなのに。今じゃなきゃダメなのに。
学校行きたかったな。
担任の授業受けたかった。
だけど今から行ったってどうせ寝ちゃうから。
先生ごめんね。でも担任のこと、高校の先生の中で二番目に好きだよ。
眠りたいな。深い眠りを。
この間の合宿の時はよく眠れたのに。
多分今年は無理だと思うんだ。
今の私がこんな状態じゃあ。
こんな檻からいい加減出ないと私は何も出来ない。
幸せになりたかったな。
深い眠りはいつやってくるのでしょう。
会いたいよ
やっぱり助けてくれないんだ。
明日じゃダメなのに。今じゃなきゃダメなのに。
学校行きたかったな。
担任の授業受けたかった。
だけど今から行ったってどうせ寝ちゃうから。
先生ごめんね。でも担任のこと、高校の先生の中で二番目に好きだよ。
眠りたいな。深い眠りを。
この間の合宿の時はよく眠れたのに。
多分今年は無理だと思うんだ。
今の私がこんな状態じゃあ。
こんな檻からいい加減出ないと私は何も出来ない。
幸せになりたかったな。
深い眠りはいつやってくるのでしょう。
会いたいよ
眠りたくて目を閉じると、ふと先生のことが頭に過ぎって。
何でも出来る先生が唯一苦手なのは掃除で、だからいつも散らかっている職員室の机とか、
“大林先生の部屋”と呼ばれていた進路指導室でカップラーメンをすする先生の姿とか。
そんな、何の変哲もない動作。
だけど今はもう二度と、そんな先生の姿を見ることはないって思うと、涙が止まらなくて。
未だに私は進路指導室に入ることを躊躇する。
出来れば、あまり入りたくない場所。
だってそこはもう、先生の部屋ではないから。
でも一度だけ入った時、
今年から来た社会の先生がソファーに大股開いて座ってた。
それを見て、“やめて”って思った。
そのソファーは先生のだよ、って。
先生がいなくなる数日前、いつもは散らかってるはずの職員室の先生の机は、ノートパソコンが置いてあるだけであとはガランとしてた。
その机は今はもう、別の先生が使ってる。
散乱していたはずの進路相談室の資料類は、学校別にまとめられている。
それも全部、先生が一人で最後の日までにちゃんと片付けてくれたから。
今年の1年生向けの資料もまとめてあって、“これを○○の時に1年生に配ってください 大林”なんて書かれてた。
だから今、どこにも先生はいなくて。
視聴覚室の火元責任者の欄に未だに“大林”って書いてあって、それを見つけた時は嬉しかった。
時々、クラスの男子が「古典はやっぱり大林の授業が分かりやすかったよな」なんて言ってるのをこっそり聞くと、心の中で頷いてた。
そんな些細なことで、先生の存在を確認している自分がいて。
どうして私は、先生がいない世界で生きていられるのだろう。
前を向いても後ろに振り向いても誰もいない、誰かに寄り掛かることも出来ない世界なのに、どうして私は今も生きることが出来るのだろう。
もう、先生はいないのに。
“先生”という存在以上のことを要求したって仕方ないのは分かってる。
でも私は先生に、私の未来を期待して欲しかったし、私を心配して欲しかった。
私にとって、大林先生はそういう存在だった。
だから先生が発する一言一句が嬉しくて、でも時々悲しくて。
でも、たとえどんなに先生自身に会えたとしても
先生が今、期待しているのも心配しているのもあの学校のことで、決してうちの学校じゃなくて。
もしもうちの学校の中でも期待している子がいるとしたら、間違いなくあの子で。
決して私ではなくて。
だからとても不思議に思う。
どうして私は今、生きていられるのだろう。
期待も心配も、誰からもされていないのに。
どうしてたった一人、この世界で立っていられるのだろう。
先生はどこにもいないのに。
どうして私は先生に求めてしまったのだろう。
満たされる訳がないのに。
どうして見守っていて欲しいと思ったのだろう。
そんなの、叶う分けないのに。
テストで良い点取った時は褒めてくれて、いけないことは叱ってくれて。
一見当たり前のことに見えるけど、先生がいなくなって、そばにいてくれる大人は誰もいなくなった。
だから私は一人で今、歩いている。
間違えた時、叱ってくれたその声が、
今ではとても羨ましい。
重荷にしかなれない自分が、いつかその背中に追いついて喜ばせることを夢見て、ずっと生きていたから。
だから今はとても苦しい。
何でも出来る先生が唯一苦手なのは掃除で、だからいつも散らかっている職員室の机とか、
“大林先生の部屋”と呼ばれていた進路指導室でカップラーメンをすする先生の姿とか。
そんな、何の変哲もない動作。
だけど今はもう二度と、そんな先生の姿を見ることはないって思うと、涙が止まらなくて。
未だに私は進路指導室に入ることを躊躇する。
出来れば、あまり入りたくない場所。
だってそこはもう、先生の部屋ではないから。
でも一度だけ入った時、
今年から来た社会の先生がソファーに大股開いて座ってた。
それを見て、“やめて”って思った。
そのソファーは先生のだよ、って。
先生がいなくなる数日前、いつもは散らかってるはずの職員室の先生の机は、ノートパソコンが置いてあるだけであとはガランとしてた。
その机は今はもう、別の先生が使ってる。
散乱していたはずの進路相談室の資料類は、学校別にまとめられている。
それも全部、先生が一人で最後の日までにちゃんと片付けてくれたから。
今年の1年生向けの資料もまとめてあって、“これを○○の時に1年生に配ってください 大林”なんて書かれてた。
だから今、どこにも先生はいなくて。
視聴覚室の火元責任者の欄に未だに“大林”って書いてあって、それを見つけた時は嬉しかった。
時々、クラスの男子が「古典はやっぱり大林の授業が分かりやすかったよな」なんて言ってるのをこっそり聞くと、心の中で頷いてた。
そんな些細なことで、先生の存在を確認している自分がいて。
どうして私は、先生がいない世界で生きていられるのだろう。
前を向いても後ろに振り向いても誰もいない、誰かに寄り掛かることも出来ない世界なのに、どうして私は今も生きることが出来るのだろう。
もう、先生はいないのに。
“先生”という存在以上のことを要求したって仕方ないのは分かってる。
でも私は先生に、私の未来を期待して欲しかったし、私を心配して欲しかった。
私にとって、大林先生はそういう存在だった。
だから先生が発する一言一句が嬉しくて、でも時々悲しくて。
でも、たとえどんなに先生自身に会えたとしても
先生が今、期待しているのも心配しているのもあの学校のことで、決してうちの学校じゃなくて。
もしもうちの学校の中でも期待している子がいるとしたら、間違いなくあの子で。
決して私ではなくて。
だからとても不思議に思う。
どうして私は今、生きていられるのだろう。
期待も心配も、誰からもされていないのに。
どうしてたった一人、この世界で立っていられるのだろう。
先生はどこにもいないのに。
どうして私は先生に求めてしまったのだろう。
満たされる訳がないのに。
どうして見守っていて欲しいと思ったのだろう。
そんなの、叶う分けないのに。
テストで良い点取った時は褒めてくれて、いけないことは叱ってくれて。
一見当たり前のことに見えるけど、先生がいなくなって、そばにいてくれる大人は誰もいなくなった。
だから私は一人で今、歩いている。
間違えた時、叱ってくれたその声が、
今ではとても羨ましい。
重荷にしかなれない自分が、いつかその背中に追いついて喜ばせることを夢見て、ずっと生きていたから。
だから今はとても苦しい。
眠りたくて目を閉じると、ふと先生のことが頭に過ぎって。
何でも出来る先生が唯一苦手なのは掃除で、だからいつも散らかっている職員室の机とか、
“大林先生の部屋”と呼ばれていた進路指導室でカップラーメンをすする先生の姿とか。
そんな、何の変哲もない動作。
だけど今はもう二度と、そんな先生の姿を見ることはないって思うと、涙が止まらなくて。
未だに私は進路指導室に入ることを躊躇する。
出来れば、あまり入りたくない場所。
だってそこはもう、先生の部屋ではないから。
でも一度だけ入った時、
今年から来た社会の先生がソファーに大股開いて座ってた。
それを見て、“やめて”って思った。
そのソファーは先生のだよ、って。
先生がいなくなる数日前、いつもは散らかってるはずの職員室の先生の机は、ノートパソコンが置いてあるだけであとはガランとしてた。
その机は今はもう、別の先生が使ってる。
散乱していたはずの進路相談室の資料類は、学校別にまとめられている。
それも全部、先生が一人で最後の日までにちゃんと片付けてくれたから。
今年の1年生向けの資料もまとめてあって、“これを○○の時に1年生に配ってください 大林”なんて書かれてた。
だから今、どこにも先生はいなくて。
視聴覚室の火元責任者の欄に未だに“大林”って書いてあって、それを見つけた時は嬉しかった。
時々、クラスの男子が「古典はやっぱり大林の授業が分かりやすかったよな」なんて言ってるのをこっそり聞くと、心の中で頷いてた。
そんな些細なことで、先生の存在を確認している自分がいて。
どうして私は、先生がいない世界で生きていられるのだろう。
前を向いても後ろに振り向いても誰もいない、誰かに寄り掛かることも出来ない世界なのに、どうして私は今も生きることが出来るのだろう。
もう、先生はいないのに。
“先生”という存在以上のことを要求したって仕方ないのは分かってる。
でも私は先生に、私の未来を期待して欲しかったし、私を心配して欲しかった。
私にとって、大林先生はそういう存在だった。
だから先生が発する一言一句が嬉しくて、でも時々悲しくて。
でも、たとえどんなに先生自身に会えたとしても
先生が今、期待しているのも心配しているのもあの学校のことで、決してうちの学校じゃなくて。
もしもうちの学校の中でも期待している子がいるとしたら、間違いなくあの子で。
決して私ではなくて。
だからとても不思議に思う。
どうして私は今、生きていられるのだろう。
期待も心配も、誰からもされていないのに。
どうしてたった一人、この世界で立っていられるのだろう。
先生はどこにもいないのに。
どうして私は先生に求めてしまったのだろう。
満たされる訳がないのに。
どうして見守っていて欲しいと思ったのだろう。
そんなの、叶う分けないのに。
テストで良い点取った時は褒めてくれて、いけないことは叱ってくれて。
一見当たり前のことに見えるけど、先生がいなくなって、そばにいてくれる大人は誰もいなくなった。
だから私は一人で今、歩いている。
間違えた時、叱ってくれたその声が、
今ではとても羨ましい。
重荷にしかなれない自分が、いつかその背中に追いついて喜ばせることを夢見て、ずっと生きていたから。
だから今はとても苦しい。
何でも出来る先生が唯一苦手なのは掃除で、だからいつも散らかっている職員室の机とか、
“大林先生の部屋”と呼ばれていた進路指導室でカップラーメンをすする先生の姿とか。
そんな、何の変哲もない動作。
だけど今はもう二度と、そんな先生の姿を見ることはないって思うと、涙が止まらなくて。
未だに私は進路指導室に入ることを躊躇する。
出来れば、あまり入りたくない場所。
だってそこはもう、先生の部屋ではないから。
でも一度だけ入った時、
今年から来た社会の先生がソファーに大股開いて座ってた。
それを見て、“やめて”って思った。
そのソファーは先生のだよ、って。
先生がいなくなる数日前、いつもは散らかってるはずの職員室の先生の机は、ノートパソコンが置いてあるだけであとはガランとしてた。
その机は今はもう、別の先生が使ってる。
散乱していたはずの進路相談室の資料類は、学校別にまとめられている。
それも全部、先生が一人で最後の日までにちゃんと片付けてくれたから。
今年の1年生向けの資料もまとめてあって、“これを○○の時に1年生に配ってください 大林”なんて書かれてた。
だから今、どこにも先生はいなくて。
視聴覚室の火元責任者の欄に未だに“大林”って書いてあって、それを見つけた時は嬉しかった。
時々、クラスの男子が「古典はやっぱり大林の授業が分かりやすかったよな」なんて言ってるのをこっそり聞くと、心の中で頷いてた。
そんな些細なことで、先生の存在を確認している自分がいて。
どうして私は、先生がいない世界で生きていられるのだろう。
前を向いても後ろに振り向いても誰もいない、誰かに寄り掛かることも出来ない世界なのに、どうして私は今も生きることが出来るのだろう。
もう、先生はいないのに。
“先生”という存在以上のことを要求したって仕方ないのは分かってる。
でも私は先生に、私の未来を期待して欲しかったし、私を心配して欲しかった。
私にとって、大林先生はそういう存在だった。
だから先生が発する一言一句が嬉しくて、でも時々悲しくて。
でも、たとえどんなに先生自身に会えたとしても
先生が今、期待しているのも心配しているのもあの学校のことで、決してうちの学校じゃなくて。
もしもうちの学校の中でも期待している子がいるとしたら、間違いなくあの子で。
決して私ではなくて。
だからとても不思議に思う。
どうして私は今、生きていられるのだろう。
期待も心配も、誰からもされていないのに。
どうしてたった一人、この世界で立っていられるのだろう。
先生はどこにもいないのに。
どうして私は先生に求めてしまったのだろう。
満たされる訳がないのに。
どうして見守っていて欲しいと思ったのだろう。
そんなの、叶う分けないのに。
テストで良い点取った時は褒めてくれて、いけないことは叱ってくれて。
一見当たり前のことに見えるけど、先生がいなくなって、そばにいてくれる大人は誰もいなくなった。
だから私は一人で今、歩いている。
間違えた時、叱ってくれたその声が、
今ではとても羨ましい。
重荷にしかなれない自分が、いつかその背中に追いついて喜ばせることを夢見て、ずっと生きていたから。
だから今はとても苦しい。
上辺面だけじゃなくて、もっと心の中を知りたいと思える人がいる。
その体の中で一体何を考えているのか、知りたいと思える人がいる。
だけど、そういう人は扉を固く閉ざしていて、決して中には入れてはくれない。
逆に、どうでも良い人に限って簡単に見せてくる。
心の中を全て知ることは誰にも出来ない。
でもきっと、その人が見て聞いたものをどんな風に捉えるかを知ることは出来ると思う。
ただ、その為には相当な努力と傷つくことが必要で、成功するとは決して限らない。
だから私は、一歩を踏み出せないのだろう。
もっと深く知りたい
もっとそばにいたい
と、思えた人から傷つけられるのが怖いから。
失うことが怖いから。
「そんなこと言うならあんたがなればいいのに」
なんて言われるけれど、私はなれない。
もし私が彼を好きだとしても、彼はそんな存在を求めない。
たとえ私が死んだって、彼は決して振り向かない。
だから、そんな彼を愛する自信なんて私にはなくて、
今もずっと、友達としてそばにいる。
あの言葉だってそうだ。
殴るつもりなんて、本当は一切ない。
ただ、彼の感情を揺るがすことが出来たその存在に、会ってみたいだけ。
自分が出来なかったことを出来たその人に会いたいだけ。
深く知りたい人は何人かいる。
だけど、その人が私を受け入れる気がないのなら、
いつまでも親友や恋人どころか友達にもなれないままだ。
自分から踏み込めない自分はとても、弱い。
その体の中で一体何を考えているのか、知りたいと思える人がいる。
だけど、そういう人は扉を固く閉ざしていて、決して中には入れてはくれない。
逆に、どうでも良い人に限って簡単に見せてくる。
心の中を全て知ることは誰にも出来ない。
でもきっと、その人が見て聞いたものをどんな風に捉えるかを知ることは出来ると思う。
ただ、その為には相当な努力と傷つくことが必要で、成功するとは決して限らない。
だから私は、一歩を踏み出せないのだろう。
もっと深く知りたい
もっとそばにいたい
と、思えた人から傷つけられるのが怖いから。
失うことが怖いから。
「そんなこと言うならあんたがなればいいのに」
なんて言われるけれど、私はなれない。
もし私が彼を好きだとしても、彼はそんな存在を求めない。
たとえ私が死んだって、彼は決して振り向かない。
だから、そんな彼を愛する自信なんて私にはなくて、
今もずっと、友達としてそばにいる。
あの言葉だってそうだ。
殴るつもりなんて、本当は一切ない。
ただ、彼の感情を揺るがすことが出来たその存在に、会ってみたいだけ。
自分が出来なかったことを出来たその人に会いたいだけ。
深く知りたい人は何人かいる。
だけど、その人が私を受け入れる気がないのなら、
いつまでも親友や恋人どころか友達にもなれないままだ。
自分から踏み込めない自分はとても、弱い。
上辺面だけじゃなくて、もっと心の中を知りたいと思える人がいる。
その体の中で一体何を考えているのか、知りたいと思える人がいる。
だけど、そういう人は扉を固く閉ざしていて、決して中には入れてはくれない。
逆に、どうでも良い人に限って簡単に見せてくる。
心の中を全て知ることは誰にも出来ない。
でもきっと、その人が見て聞いたものをどんな風に捉えるかを知ることは出来ると思う。
ただ、その為には相当な努力と傷つくことが必要で、成功するとは決して限らない。
だから私は、一歩を踏み出せないのだろう。
もっと深く知りたい
もっとそばにいたい
と、思えた人から傷つけられるのが怖いから。
失うことが怖いから。
「そんなこと言うならあんたがなればいいのに」
なんて言われるけれど、私はなれない。
もし私が彼を好きだとしても、彼はそんな存在を求めない。
たとえ私が死んだって、彼は決して振り向かない。
だから、そんな彼を愛する自信なんて私にはなくて、
今もずっと、友達としてそばにいる。
あの言葉だってそうだ。
殴るつもりなんて、本当は一切ない。
ただ、彼の感情を揺るがすことが出来たその存在に、会ってみたいだけ。
自分が出来なかったことを出来たその人に会いたいだけ。
深く知りたい人は何人かいる。
だけど、その人が私を受け入れる気がないのなら、
いつまでも親友や恋人どころか友達にもなれないままだ。
自分から踏み込めない自分はとても、弱い。
その体の中で一体何を考えているのか、知りたいと思える人がいる。
だけど、そういう人は扉を固く閉ざしていて、決して中には入れてはくれない。
逆に、どうでも良い人に限って簡単に見せてくる。
心の中を全て知ることは誰にも出来ない。
でもきっと、その人が見て聞いたものをどんな風に捉えるかを知ることは出来ると思う。
ただ、その為には相当な努力と傷つくことが必要で、成功するとは決して限らない。
だから私は、一歩を踏み出せないのだろう。
もっと深く知りたい
もっとそばにいたい
と、思えた人から傷つけられるのが怖いから。
失うことが怖いから。
「そんなこと言うならあんたがなればいいのに」
なんて言われるけれど、私はなれない。
もし私が彼を好きだとしても、彼はそんな存在を求めない。
たとえ私が死んだって、彼は決して振り向かない。
だから、そんな彼を愛する自信なんて私にはなくて、
今もずっと、友達としてそばにいる。
あの言葉だってそうだ。
殴るつもりなんて、本当は一切ない。
ただ、彼の感情を揺るがすことが出来たその存在に、会ってみたいだけ。
自分が出来なかったことを出来たその人に会いたいだけ。
深く知りたい人は何人かいる。
だけど、その人が私を受け入れる気がないのなら、
いつまでも親友や恋人どころか友達にもなれないままだ。
自分から踏み込めない自分はとても、弱い。
最近、記憶が曖昧だ。
昨日何していたかが明確には思い出せないし、気がつけば時間が経っているし、いつの間にか感傷に浸って泣いている。
よく分からない、自分でも。
まるで毎日が夢の中のよう。
だから、日記の形で言葉にすることが出来ない。
多分、原因は変化のない毎日だからだろう。
昨日も今日も明日も変わらない。
ずっと一人。
たまに違うことをしても、また一人になる。
学校が始まれば直ると思う。
思い起こせば、夏休みになるといつも学校が恋しかったから。
だから今は、一種の夏休みボケなのだと思う。
一人でいる時間が多過ぎて、様々な不安に気を取られてしまう。
母親は今日、酒を飲んで夜の11時を過ぎてやっと帰って来た。
食事は昼・夜ともにパンだった。
会話はしていない。
父もすれ違いに母への愚痴を一言こぼすと、そのまま家を出た。
思い起こせば、起きて寝るまで悠との電話以外に会話していない。
だから、気が狂うのも当然だ。
強くはない。
だけど弱くもない。
そんな人が、この世で一番不利な立場だと思う。
弱い者は守られる
だけど強くもなくて弱くもなかったら、守られはしない。
だから一番、弱い。
私が小さな子供だったら、誰もが気にかけてくれただろう。
私が大人だったら、自分の力でそばにいて欲しい誰かの近くにいるだろう。
──でも、大人でも子供でもなかったら?
だから今、自分は独りなのだろう。
誰もが越えていく時間。
でも私は一人、潰れそうになっている。
昨日何していたかが明確には思い出せないし、気がつけば時間が経っているし、いつの間にか感傷に浸って泣いている。
よく分からない、自分でも。
まるで毎日が夢の中のよう。
だから、日記の形で言葉にすることが出来ない。
多分、原因は変化のない毎日だからだろう。
昨日も今日も明日も変わらない。
ずっと一人。
たまに違うことをしても、また一人になる。
学校が始まれば直ると思う。
思い起こせば、夏休みになるといつも学校が恋しかったから。
だから今は、一種の夏休みボケなのだと思う。
一人でいる時間が多過ぎて、様々な不安に気を取られてしまう。
母親は今日、酒を飲んで夜の11時を過ぎてやっと帰って来た。
食事は昼・夜ともにパンだった。
会話はしていない。
父もすれ違いに母への愚痴を一言こぼすと、そのまま家を出た。
思い起こせば、起きて寝るまで悠との電話以外に会話していない。
だから、気が狂うのも当然だ。
強くはない。
だけど弱くもない。
そんな人が、この世で一番不利な立場だと思う。
弱い者は守られる
だけど強くもなくて弱くもなかったら、守られはしない。
だから一番、弱い。
私が小さな子供だったら、誰もが気にかけてくれただろう。
私が大人だったら、自分の力でそばにいて欲しい誰かの近くにいるだろう。
──でも、大人でも子供でもなかったら?
だから今、自分は独りなのだろう。
誰もが越えていく時間。
でも私は一人、潰れそうになっている。