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でもね
今日先輩のことちょくちょく見てたの。

だって
やっぱり見てるだけでこっちまで嬉しくなって
あの人のそばにいられたら、なんて考えたら
すごくすごく、温かくなって。

 
それでね、
やっぱ私、この人が好きだな
って改めて強く思って

 
隣にあの先輩がいるとしても
会えるだけで
その姿を見ているだけで
それでいいや、って

始めの頃の気持ちに戻れて
馬鹿笑いとかじゃなくて
自然と笑えたの。

 

だから先輩も、来てくれたのかな
もしもそうだったら、すごく嬉しい。
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昨日、少しだけ
先輩とのことを日記に書いたからかな?
だから誰かに言われて見に来たのかな

不安になる。
先輩は怒ってしまったのかな

 

でもなんで、『友人の友人の公開』に変えたことを知ってるんだろ

まさか、ね。
ねぇ
先輩からの足跡があったんだよ

 
先輩は私の存在を
まだ、忘れてない

 

すごく すごく
嬉しい。
あなたを見て
やっと、自然に笑えたの。

 

あの人を見ているだけで幸せで
つい、笑ってしまうの。

 
やっぱり、先輩が好き。
久しぶりに真っ正面から偶然あなたを見た

けれど私と目が合った瞬間、
引き返して行くあなたがいて

 
そうやって、あからさまに避けられ続けて

 

「もう先輩のことなんて、何とも思ってませんから」
そう言ったら、先輩は楽になれる?
理性がなくなったあの人は
あの先輩に甘えれていた。

 
その二枚の写真を見た時、
もう分かるしかなかった。

私のなりたい姿をした人が今、
先輩のそばにいることに

同い年なのに
私は子供にしかなれない

けれどあの先輩なら、
先輩を甘えさせられる。

今の私には決して、出来ないこと。

 

お互いが気付いていないだけで
二人はもうずっと前から一緒なんだね。

 
当て馬だった私の出る幕は
もう、ないんだ。

 

 

それでも、あの先輩が気付いてないなら諦められなくて
先輩じゃなきゃ嫌で

 

他の人じゃ嫌なの
先輩がいい、の。

たとえ叶わなくても
あの先輩のようになって
私が支えれるようになりたいの

 
不毛な恋だって 笑わないで
『やっぱ先輩が気付いてないだけで、本当に先輩にとって大切な人はすぐそばにいるんですね。

 
それはともかく。
伝えた方が先輩にとっていいと思ってメールしました。
先輩へ言葉を伝える手段がないし約束もしていないので、ある物語を書きました。
虚構も多いし名前も変えたので先輩しか本当のことに気付かないでしょうが、フィクションとして第三者にも見られることになると思います。
そして取り下げの期限は火曜日の18時です。

 
自分は、先輩に伝える手段が他にあるなら見送ってもいいと思っています。
けれどメールも届かないなら、私にはこうする以外にありません。

 
もし嫌に思うのでしたら、直接自分にじゃなくてもいいので教えてください。
何もないなら、私は載せます。嫌われても、です。
だってこれ以上嫌われることなんて怖くありませんから。
先輩にどうしても伝えたいことがあるのです。
手段がそれ以外ない以上、ごめんなさい。

それだけです』

 

 

この内容で何もなかったってことは
届いてないとしか考えられない。

だから、怖かった
聞きたくなかった

 
けれど、もう戻れない。
取り下げ出来ない。

 

きっとあの人なら
私の最後の言葉に気付くでしょう

だから
『あーもう、やめます。やめてしまいますとも。
長期戦もやめます。てか、気付いてないかもしれませんがやっぱ先輩は誰だっていいんですね!
いや正確には、一人が振り向かなきゃあとはどうでもいいのでしょう?

先輩が気付いてないだけで、端から見れば丸分かりですよーだ!
甘えてきたら誰だっていいくせに、本当はあの先輩がいいって言えないんですね!一生そのままでいればいいですよ。
たらしな先輩なんて嫌いです』

 

そう送ろうとして、ぐっと堪えた。

あの先輩と二人で出掛けていたり
サークル室の書き込みを見たりして

 

こんな風に思ったりするのがもう嫌だ。
先輩を好きだってことが馬鹿らしくて仕方ないように思える。

 
忘れてしまおうかな
あの人の孤独に気付けた人は、どのくらいいるのだろう

 

あの人は週末に連続で深夜のバイトをしている。
そしてそのまま寝ないで、サークルやボランティアに行く。
『眠くて死ぬ』と、あの人は漏らしていた。

 
そしてあの人は平日の夜になると、車で誰かを駅や家まで送ったり、出掛けたりしてる。
お金を取るなんて野暮なことはしない。

辛いバイトで稼いだお金を
あの人はそうやって使う。

 
本当は家に帰りたくないからって
一人で食事をするのが寂しいからって
あの人は殆ど毎日、誰かと外食をする。
車があるからと、たくさんの人がついてくる。

 

そしてサークル室でよく横になって一人で眠っているあの人を
“何でもないこと”かのように、みんな考えてる。

なんでみんな気付かないのだろう

先輩に本当に必要なのは
お金を出さなくても出る温かいご飯と、
一人で眠らなくて済む温かい場所なのに

 

なんでみんな、先輩の行為をそのまま受け取ってしまうの?
あの人に本当は何が必要か分からないの?

分かっていて、
それでも分からないふりを続けていて
あの人の優しさをそのまま受け取っているのなら
私はその人に向かって笑えない。

 

今は、私はそばに居られないけど
出来ることなら、あの人のために場所を作りたかった。
受け止められる場所を

そう考えると、寮から出れないのが辛かった。

 

あの人の頭を撫でながら抱き締めて
温かい場所で、一緒に眠りたい。
あの人のためなら、
私だって頑張って食事を作ろうと思う。
いつ来たって誰も怒らない。
──“温かい家庭”が、私にもあの人にも必要だった。

 
『魂を削ってこそ生きてるって実感出来る』
そうやって自分の身を削ってまで、誰かを求め続けてて
『心配してたら、きりがないぞ。これがライフスタイルだもん。
それでもいいなら、世話焼いて』
そう言ったあの人を、受け止めたかった。

 
そこまで尽くしたいと思ったのは
あの人が初めてなんだ。

守られたかったけれど
同じくらい、愛したかった。

あの人が受け止めることはないと、分かっていても

 

あの人はいつだって、“誰か”を求めてる。
そばにいてくれる、誰か
甘やかしてくれる、誰か
ただ愛してくれる、誰か

──あの人は、小さな子供だ。
このサークルに偶然入ったのが表向きだとしたら、先輩はよく考えているしたたかな子供だ。
だってこのサークルの女性なら、先輩を受け止めることも出来るから。

けれど、それは表面上の優しさなだけで
みんな気付いてないから

 

 
私の想いが叶わなくても
いつか、あの人にそういう場が
そういう人が
現れて欲しいと思う。

 
前みたいに心の底からは喜べないけれど
今みたいに先輩の孤独を思って泣くこともないから
だから

 
だから誰か 気付いて。
あんなことにしなければ
私はあの場所に居られたのかな

 
考えると、途端に辛くなる。

 
でも、あの人は前から
大勢の場に私を呼ばなかったから

そう言い聞かせて
平静を保つ。
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