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私が後を引きずってしまうのは
さよならが上手く出来ないから
いっそ嫌われてしまえばいいのに
そう思えてやっと、メールを送った。
恥ずかしくて、このメールさえ無視されれば自分からもう二度と話したくないぐらいの
奴の冷たさはもういいと思った。
温かさが欲しかった。
触れられるけれど、手に入れるには大きすぎるような
奴よりも彼を選ぶかもしれない自分がいる
だから私はどちらも失うと思う。
それが、私なんだから。
さよならが上手く出来ないから
いっそ嫌われてしまえばいいのに
そう思えてやっと、メールを送った。
恥ずかしくて、このメールさえ無視されれば自分からもう二度と話したくないぐらいの
奴の冷たさはもういいと思った。
温かさが欲しかった。
触れられるけれど、手に入れるには大きすぎるような
奴よりも彼を選ぶかもしれない自分がいる
だから私はどちらも失うと思う。
それが、私なんだから。
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今、少し前の方にいる彼と私の距離は
近そうに見えて
きっと、誰よりも遠いのだろう。
今ここにいる誰かに
「私、あの人とキスしたことあるのよ」と言っても
きっと誰一人信じないぐらいに
グッバイ、マイデイズ。
あの腕がほんの少しだけ私のものだったとき。
近そうに見えて
きっと、誰よりも遠いのだろう。
今ここにいる誰かに
「私、あの人とキスしたことあるのよ」と言っても
きっと誰一人信じないぐらいに
グッバイ、マイデイズ。
あの腕がほんの少しだけ私のものだったとき。
夢を見た
彼が出てくる夢だった
温かい夢だった
もうきっと二度と触れることはないかもしれないけれど
よくは覚えてないけれど、幸せな夢だった
好きな 人
そして、それ以上にもそれ以下になることも決してない
きっと私も、いつかこの気持ちを忘れてしまうだろうけど
思い出した時は、いつだって変わらない想い
私には好きな人が今までたくさんいる
あの人のことも今では思い出で、今までと比べたら気持ちは収まったけど
たまに思い出した時には今でも胸を締め付ける想い
愛している人は一人だけれど
今日も彼に会いたくて、家を出る
そしてまた、偶然会えて話せることを祈ってる。
彼が出てくる夢だった
温かい夢だった
もうきっと二度と触れることはないかもしれないけれど
よくは覚えてないけれど、幸せな夢だった
好きな 人
そして、それ以上にもそれ以下になることも決してない
きっと私も、いつかこの気持ちを忘れてしまうだろうけど
思い出した時は、いつだって変わらない想い
私には好きな人が今までたくさんいる
あの人のことも今では思い出で、今までと比べたら気持ちは収まったけど
たまに思い出した時には今でも胸を締め付ける想い
愛している人は一人だけれど
今日も彼に会いたくて、家を出る
そしてまた、偶然会えて話せることを祈ってる。
あの夜のことは忘れられない
元々、よく鼻に鼻をくっつけてきた
そんなに顔が近いと、つい気持ちが揺れて
あの夜もされた時、「今キスしようと思ったでしょ?」と言われて真っ赤になった。
こっちは食べてるのに、ほっぺに何度も唇をつけてきて
寄るな触るな近付くな、と言っても
私の肩を抱く手の力は強くて逆らえなかった
散々もがいた後、つい力を抜いて寄りかかった時は、どんな時よりも幸福だった
一生続くかとさえ思った
あの夜、立ち上がった時
いつものように抱き締められて
いつものように鼻チューをされるかと思いきや、そこは唇だった
固まった。訳が分からなかった
でも、あの瞬間の私は誰よりも純粋な女の子だった
その翌日から避けられるようになったけど
今でも私は覚えている
あの心地良い、腕の中
夜に交わした、一瞬のキス
きっと彼は忘れてしまうだろうけど
私はきっとずっと永遠に忘れない。
何度も嫌がって腕の中でもがいた。
だけど、何にも深く考えずにその温かさに甘えた時、たった一瞬なのに永遠を感じた。
私はあの夜を忘れない
元々、よく鼻に鼻をくっつけてきた
そんなに顔が近いと、つい気持ちが揺れて
あの夜もされた時、「今キスしようと思ったでしょ?」と言われて真っ赤になった。
こっちは食べてるのに、ほっぺに何度も唇をつけてきて
寄るな触るな近付くな、と言っても
私の肩を抱く手の力は強くて逆らえなかった
散々もがいた後、つい力を抜いて寄りかかった時は、どんな時よりも幸福だった
一生続くかとさえ思った
あの夜、立ち上がった時
いつものように抱き締められて
いつものように鼻チューをされるかと思いきや、そこは唇だった
固まった。訳が分からなかった
でも、あの瞬間の私は誰よりも純粋な女の子だった
その翌日から避けられるようになったけど
今でも私は覚えている
あの心地良い、腕の中
夜に交わした、一瞬のキス
きっと彼は忘れてしまうだろうけど
私はきっとずっと永遠に忘れない。
何度も嫌がって腕の中でもがいた。
だけど、何にも深く考えずにその温かさに甘えた時、たった一瞬なのに永遠を感じた。
私はあの夜を忘れない
期待してないか、と聞かれたら
全く期待なんかしてない、とは言えない
寒空の下、
またここで会えることを願って
今日も私はここにいる
また話せるように
笑えるように
少しでも触れられるように
祈ってる
全く期待なんかしてない、とは言えない
寒空の下、
またここで会えることを願って
今日も私はここにいる
また話せるように
笑えるように
少しでも触れられるように
祈ってる
今日偶然同じ教室にいたけど、声かけれなかった。
会いたいな、と思って行ったけど
避けられてる気はずっとしてる。
久しぶりに今日メール送ったけど、返事はなかった
話したくない、ってことなんだろうな。
センターの前日に声かけた時も
あんまり明るくなくて、むしろ迷惑そうだった。
チョコレートと一緒に渡した手紙は、読んでくれたのだろうか
渡して別れてから
なんとなくだけど、気持ちの整理がついた気がした
本当は、「迷惑ですか?」ってはっきり聞きたいけど
そういうこと言う女が一番迷惑だと思う。
だから言わない。
言わないけど、分からなきゃいけない
でも、結局まだ分かれない自分がいる。
メールがまだ届くから
完全に嫌われた訳ではないはずだけど
きっともう、前のようには戻れない気がする
決してそんな、昔のことじゃないのに。
彼の態度が変わったのは、ある一言を言ってからなのは明らかだった。
「これからは浮気だと思うことにします」
そう言った途端、彼の表情が変わった。
慌てていたし困ってもいた。
きっと彼にとっては、じゃれていただけだったのだろう
何でもないからこそ、あんなに気軽に抱き締めてきたのだろう
彼は言われてやっと、気付いたのだ。
だから次に会った時、「そういうの嬉しくない」と言われたのだと思う
実際変わったのはそれからだ。
「また明日」が「じゃあ、また」に変わってからだ。
変わらない日々だと思っていたのは自分だけだった
まさに幸福な遊戯だった。
見てるだけで嬉しくて
話せるだけで幸せで
なのに、与えられ過ぎて
もっと欲しくなってしまった
嫌われても
好きなままだと思う
だから本当に俺は好きなのだ
それぞれに、一途なのだ。
あと少しの間
追い続けるのを、許してください
さよならはまだ言わないでください
会いたいな、と思って行ったけど
避けられてる気はずっとしてる。
久しぶりに今日メール送ったけど、返事はなかった
話したくない、ってことなんだろうな。
センターの前日に声かけた時も
あんまり明るくなくて、むしろ迷惑そうだった。
チョコレートと一緒に渡した手紙は、読んでくれたのだろうか
渡して別れてから
なんとなくだけど、気持ちの整理がついた気がした
本当は、「迷惑ですか?」ってはっきり聞きたいけど
そういうこと言う女が一番迷惑だと思う。
だから言わない。
言わないけど、分からなきゃいけない
でも、結局まだ分かれない自分がいる。
メールがまだ届くから
完全に嫌われた訳ではないはずだけど
きっともう、前のようには戻れない気がする
決してそんな、昔のことじゃないのに。
彼の態度が変わったのは、ある一言を言ってからなのは明らかだった。
「これからは浮気だと思うことにします」
そう言った途端、彼の表情が変わった。
慌てていたし困ってもいた。
きっと彼にとっては、じゃれていただけだったのだろう
何でもないからこそ、あんなに気軽に抱き締めてきたのだろう
彼は言われてやっと、気付いたのだ。
だから次に会った時、「そういうの嬉しくない」と言われたのだと思う
実際変わったのはそれからだ。
「また明日」が「じゃあ、また」に変わってからだ。
変わらない日々だと思っていたのは自分だけだった
まさに幸福な遊戯だった。
見てるだけで嬉しくて
話せるだけで幸せで
なのに、与えられ過ぎて
もっと欲しくなってしまった
嫌われても
好きなままだと思う
だから本当に俺は好きなのだ
それぞれに、一途なのだ。
あと少しの間
追い続けるのを、許してください
さよならはまだ言わないでください
昨日言ったことも忘れてるかのように笑ってた
くやしいな
ひとりはこんなに寂しくて
でも温かさを知らなければそれが当たり前で
会いたいときに会えればいいのに
そしたら苦しくもなんともないのに
めんどくさいけど
だったら最初から近寄らないでよ
温かさなんか教えないでよ
ばかばかばか
くやしいな
ひとりはこんなに寂しくて
でも温かさを知らなければそれが当たり前で
会いたいときに会えればいいのに
そしたら苦しくもなんともないのに
めんどくさいけど
だったら最初から近寄らないでよ
温かさなんか教えないでよ
ばかばかばか
「もうそういうの飽きたんだ」
当たり前そうにそう言う彼を、私は誤魔化すことしか出来なかった
いつものようにおでこにはキスしてくれたけれど
いつものことが嘘みたいに私に触れようとしない
おでこだけじゃ満足できないのに
そのうちきっと、会話さえもしてくれなくなる
彼は飽きやすい人だって分かってた
だから、ずっと怖れていた時間だった
貸していたお金を急に返すと言われたり、
浮気はダメだとか彼氏と結婚しなさいと何度も言われたり、
『迷惑ですか?』と夜に送ったメールの返事は来なかった
ねぇ私たち昨日、──したよね?
なのに、次の日から急に飽きたなんて
「女の人は男の人より触れることで感じやすいから」
と、電車の中で彼は言っていた。
それはつまり、彼はもうこれ以上私を誤解させたくないのだろう
都会の男の人であるあなたは
古めかしく重たい私に、もう関わりたくないのだろう
ベッドに入った途端、涙が止まらなかった。
もう彼とのあの至極幸せな日々が、もう手に入らないことを考えたらこれから先が怖かった。
彼のことがすごくすごく好きである自分に改めて気付かされた
あいつのことも好きだよ。好きで愛してる。
だけど彼のことは純粋な“好き”だった。
そして、それだけの違いだった。
たとえ彼が言う好きが、おはようと同じくらいの重さでも、
私の好きはそれよりずっとずっと重かった。
ずっと憧れてた
背中を見てるだけで幸せだった。
だけど今はおでこにキスされても満足出来ない自分がいて、涙が止まらない
憧れなんかじゃなくて、本気で好きだった。
あいつの重さとは比べられないにしても
自分にとっては大切な感情だった
彼が好きなあの娘にはなれなくても
彼の唇をすり抜けるくすぐったい言葉の
たとえすべてが嘘であっても
それで良かった
それだけで幸せだった
せめて春が訪れるまでは
触れられていたかった。
でもその前に飽きられちゃった。
だったらキスなんかしなければよかった
これからも彼と話せるのかな
まだ隣を歩いていられるのかな
それとももう目も合わせてくれないのかな
怖いよ
でもね、彼が飽きても俺は飽きてないから
俺からするのは良いですかって電車で聞いたら、ちょっと驚いてたけどいいって
あんなに嫌がってたのにお前はツンデレか、とも言われたけれど
もしまた彼が一緒に食べてくれたら、ちょっとだけ抱き締めよう
「予備校なくなったら音信不通になるかもね」と彼は何度か言って笑ってた
どうせもう、時間はないんだ。
だから、やるしかないんだ。
愛している人との日々を手に入れるまでは。
大好きな彼との日々を
ずるい子だよね。わるい子だよね。知ってる。
でも、やめる気はない。だって私は他人より貪欲だから
それが私が生きる方法だから
ごめんね。
当たり前そうにそう言う彼を、私は誤魔化すことしか出来なかった
いつものようにおでこにはキスしてくれたけれど
いつものことが嘘みたいに私に触れようとしない
おでこだけじゃ満足できないのに
そのうちきっと、会話さえもしてくれなくなる
彼は飽きやすい人だって分かってた
だから、ずっと怖れていた時間だった
貸していたお金を急に返すと言われたり、
浮気はダメだとか彼氏と結婚しなさいと何度も言われたり、
『迷惑ですか?』と夜に送ったメールの返事は来なかった
ねぇ私たち昨日、──したよね?
なのに、次の日から急に飽きたなんて
「女の人は男の人より触れることで感じやすいから」
と、電車の中で彼は言っていた。
それはつまり、彼はもうこれ以上私を誤解させたくないのだろう
都会の男の人であるあなたは
古めかしく重たい私に、もう関わりたくないのだろう
ベッドに入った途端、涙が止まらなかった。
もう彼とのあの至極幸せな日々が、もう手に入らないことを考えたらこれから先が怖かった。
彼のことがすごくすごく好きである自分に改めて気付かされた
あいつのことも好きだよ。好きで愛してる。
だけど彼のことは純粋な“好き”だった。
そして、それだけの違いだった。
たとえ彼が言う好きが、おはようと同じくらいの重さでも、
私の好きはそれよりずっとずっと重かった。
ずっと憧れてた
背中を見てるだけで幸せだった。
だけど今はおでこにキスされても満足出来ない自分がいて、涙が止まらない
憧れなんかじゃなくて、本気で好きだった。
あいつの重さとは比べられないにしても
自分にとっては大切な感情だった
彼が好きなあの娘にはなれなくても
彼の唇をすり抜けるくすぐったい言葉の
たとえすべてが嘘であっても
それで良かった
それだけで幸せだった
せめて春が訪れるまでは
触れられていたかった。
でもその前に飽きられちゃった。
だったらキスなんかしなければよかった
これからも彼と話せるのかな
まだ隣を歩いていられるのかな
それとももう目も合わせてくれないのかな
怖いよ
でもね、彼が飽きても俺は飽きてないから
俺からするのは良いですかって電車で聞いたら、ちょっと驚いてたけどいいって
あんなに嫌がってたのにお前はツンデレか、とも言われたけれど
もしまた彼が一緒に食べてくれたら、ちょっとだけ抱き締めよう
「予備校なくなったら音信不通になるかもね」と彼は何度か言って笑ってた
どうせもう、時間はないんだ。
だから、やるしかないんだ。
愛している人との日々を手に入れるまでは。
大好きな彼との日々を
ずるい子だよね。わるい子だよね。知ってる。
でも、やめる気はない。だって私は他人より貪欲だから
それが私が生きる方法だから
ごめんね。
とか行き込んでたら、予想の遥か上をいかれた
明日は3回目の記念日なのに
明日は3回目の記念日なのに
こんな頬に唇を押し付けられると、私は何も出来ない
冷たいですよ、って言ったのに
「それがいいんだ」と言って、私の手を唇に触れさせる
だけど決して、その唇を交わすことはなく。
応えられない自分を申し訳なく思うと、
「テディベアだからかわいいと思って抱き締めるけど、抱き締められるのはないでしょ?」と笑う。
だけどあの時、私の手を背中に回させたのはどうして?
嘘はやめてください、って言ってるのに案の定その言葉を呟いたから非難すると
「人間としてだよ、弟と同じで!」と慌てた。
もしそれが本当なら、一体どれが嘘なの?
かわいいね
耳元で何度もそう囁かれても、
素直に受け止められる訳はなく。
でもどうやって反応していいかも分かんなくて、ろくに表情も作れなかった。
ただたまに、煩わしいことも深く考えずにその腕に溺れてみると
そこは途端に居心地が良くて、つい目を閉じてしまう。
だけど、これを浮気と呼べないのは
相手の気持ちはどこにもないからで。
だから家に帰って電話をすると、途端に会いたいと思ってしまう。
──俺を抱けるだけで喜べるのはたった一人しかいないから。
所詮はお互いにとってお互いが“代替品”でしかなくて。
だから、浮気と思えないんだと思う。
抱き締められても、所詮自分は代わりでしかなくて。
少しでも気持ちがあるのは俺だけで。
だから満たされなくて、むなしくなるだけで。
だからやめてって言ってもやめてくれなくて
でもやめられたら一番辛いのは私で
だから悔しくて。
だから虚しくて。
本当はこっちを向いてほしくて
ほっぺだけじゃ嫌で
だけどそうなったら困るのは自分で
何より、それは叶わないから
だから今はこれは、浮気じゃない。
片想いだ。
電話をしてもメールをしても
俺を抱けるたった一人からの返事はなくて
3日、言葉も交わさずに空いてしまうのもザラで
本当に好きなら、もっとこっちを見てよ
たった一人なのに。お前にしか出来ないのに。
「頑張る」と言われた。
でも頑張らなきゃ、俺に電話やメールするのは難しいの?
「放っといても大丈夫だと思ってる」なんて、そんなに俺が強いと思ってるの?
だから今になってやっと、浮気してやろうかと初めて思った。
いつも一方的に飛び付いてくる腕をすり抜けて、後ろから俺がすればいい
あの唇を奪ってしまえばいい
そしたらそれは、浮気だと思う。
相手が今みたいに私をどうとも思っていなくても。
どっちにしろ、満たされないけれども。
なんで俺を、ワイフって呼ぶの?
結婚したから何にもしなくて大丈夫、だって嫌なのに
結婚する前からどうしてそんな放置出来るの?
信用しないでよ
安心なんかもっての他
どれだけ俺が感情殺してると思ってるの
悲しませたくないからに決まってるじゃないか
もっと跪いてよ
愛を乞いてよ
「どこにもいかないで」って泣いてすがってよ
いなくたって平気、なんて嘘でも余裕ぶらないでよ。
求められないのが、何よりも不安なんだ
感情押し殺して表情固めていたのに、
止めることも出来ずにそのまま抱き締められて、離してくれなくて
ふと出てしまった、きっと二人にしか聞こえなかった二文字の言葉を
もっと大胆に言わさせてよ
それをどこかで聞いて、焦った顔を見せてよ
今のままじゃ、ただの俺の片想いじゃねぇか
もっと求めてよ
ねぇ、憧れの気持ちで止めとこうと思っていたのに
今感じる胸の高鳴りはなんなのよ。
気付いてよ。そして怒ってよ。泣いて引き止めてよ。
最低な女、って周りから言われるのは構わないんだ
でも、怖いんだよ。お前には俺が必要ない気がして
だから、優しく抱き締めてくれる人にいつまでも冷たく出来ないんだよ
ねぇ、だから、もっと焦ってよ。求めてよ。
仕方ない、なんてもう言わないでよ。
そんな簡単に諦めれるのかよ
お前にとっての俺はなんなんだよ
ねぇ、だから先に言ったからね
明日は後ろから抱き締めるんだから
そしていつかあの唇を手に入れるんだから
嫌なら今すぐにでも来て言ってよ
どこにもいかないで、って。
歪んでるね。分かってる。
わがままだね。知ってる。
ただね、好きなんだよ。二人とも。だから、もう我慢はやめるんだ。満たしてくれないから。
それが俺だから。忘れないでね。
冷たいですよ、って言ったのに
「それがいいんだ」と言って、私の手を唇に触れさせる
だけど決して、その唇を交わすことはなく。
応えられない自分を申し訳なく思うと、
「テディベアだからかわいいと思って抱き締めるけど、抱き締められるのはないでしょ?」と笑う。
だけどあの時、私の手を背中に回させたのはどうして?
嘘はやめてください、って言ってるのに案の定その言葉を呟いたから非難すると
「人間としてだよ、弟と同じで!」と慌てた。
もしそれが本当なら、一体どれが嘘なの?
かわいいね
耳元で何度もそう囁かれても、
素直に受け止められる訳はなく。
でもどうやって反応していいかも分かんなくて、ろくに表情も作れなかった。
ただたまに、煩わしいことも深く考えずにその腕に溺れてみると
そこは途端に居心地が良くて、つい目を閉じてしまう。
だけど、これを浮気と呼べないのは
相手の気持ちはどこにもないからで。
だから家に帰って電話をすると、途端に会いたいと思ってしまう。
──俺を抱けるだけで喜べるのはたった一人しかいないから。
所詮はお互いにとってお互いが“代替品”でしかなくて。
だから、浮気と思えないんだと思う。
抱き締められても、所詮自分は代わりでしかなくて。
少しでも気持ちがあるのは俺だけで。
だから満たされなくて、むなしくなるだけで。
だからやめてって言ってもやめてくれなくて
でもやめられたら一番辛いのは私で
だから悔しくて。
だから虚しくて。
本当はこっちを向いてほしくて
ほっぺだけじゃ嫌で
だけどそうなったら困るのは自分で
何より、それは叶わないから
だから今はこれは、浮気じゃない。
片想いだ。
電話をしてもメールをしても
俺を抱けるたった一人からの返事はなくて
3日、言葉も交わさずに空いてしまうのもザラで
本当に好きなら、もっとこっちを見てよ
たった一人なのに。お前にしか出来ないのに。
「頑張る」と言われた。
でも頑張らなきゃ、俺に電話やメールするのは難しいの?
「放っといても大丈夫だと思ってる」なんて、そんなに俺が強いと思ってるの?
だから今になってやっと、浮気してやろうかと初めて思った。
いつも一方的に飛び付いてくる腕をすり抜けて、後ろから俺がすればいい
あの唇を奪ってしまえばいい
そしたらそれは、浮気だと思う。
相手が今みたいに私をどうとも思っていなくても。
どっちにしろ、満たされないけれども。
なんで俺を、ワイフって呼ぶの?
結婚したから何にもしなくて大丈夫、だって嫌なのに
結婚する前からどうしてそんな放置出来るの?
信用しないでよ
安心なんかもっての他
どれだけ俺が感情殺してると思ってるの
悲しませたくないからに決まってるじゃないか
もっと跪いてよ
愛を乞いてよ
「どこにもいかないで」って泣いてすがってよ
いなくたって平気、なんて嘘でも余裕ぶらないでよ。
求められないのが、何よりも不安なんだ
感情押し殺して表情固めていたのに、
止めることも出来ずにそのまま抱き締められて、離してくれなくて
ふと出てしまった、きっと二人にしか聞こえなかった二文字の言葉を
もっと大胆に言わさせてよ
それをどこかで聞いて、焦った顔を見せてよ
今のままじゃ、ただの俺の片想いじゃねぇか
もっと求めてよ
ねぇ、憧れの気持ちで止めとこうと思っていたのに
今感じる胸の高鳴りはなんなのよ。
気付いてよ。そして怒ってよ。泣いて引き止めてよ。
最低な女、って周りから言われるのは構わないんだ
でも、怖いんだよ。お前には俺が必要ない気がして
だから、優しく抱き締めてくれる人にいつまでも冷たく出来ないんだよ
ねぇ、だから、もっと焦ってよ。求めてよ。
仕方ない、なんてもう言わないでよ。
そんな簡単に諦めれるのかよ
お前にとっての俺はなんなんだよ
ねぇ、だから先に言ったからね
明日は後ろから抱き締めるんだから
そしていつかあの唇を手に入れるんだから
嫌なら今すぐにでも来て言ってよ
どこにもいかないで、って。
歪んでるね。分かってる。
わがままだね。知ってる。
ただね、好きなんだよ。二人とも。だから、もう我慢はやめるんだ。満たしてくれないから。
それが俺だから。忘れないでね。